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日暮「ほら、コーヒーだ。」
美都「ありがとう……もう大丈夫よ。」
彼女は取り敢えず、目を覚ましたらしい。
日暮「美都博士がセカンドワールドの運営に利用されていたとはな……」
美都先生はそれを聞いて、俯く。
美都「ジン、子供達は……?」
ジン「作戦会議をしているようです。」
美都「そんな……」
ジン「今は彼らに任せましょう。それしか方法は……ありません。」
先生達って、私達がいないところだとこんなに子供の頃に戻ったかのように関わり合うんだ……
初めて、知った……
多少の上下関係があれど、同じ人間にかわりはない。私は今、それに立ち会っていいのか分からないでいた。
カーテンで仕切られている一画のベッドに私はいる。先に連れ込まれてきたのが美都先生だったから、私がここなのは当たり前なのだが。
また目が冴えちゃったな……出るわけにもいかないし。
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日暮「もう大丈夫なのか?」
美都「ええ。」
彼女とジン兄さんは去り、残ったのは私と日暮先生になった。
突然、カーテンが開けられる。
日暮「頭痛は治ったか?」
A「……大体は。」
日暮「今日はどうせ皆ここに泊まるだろう。灰原は元気になるまでここにいたらどうだ?ベッドもあるし、体育館のマットで寝るよりかはまだいいだろう。」
考え込んで、「お言葉に甘えておきます。」と笑って言ってみた。
日暮「分かった。だが、お前には……この2機をカスタマイズしてもらおう。」
____リオの持っているムーンライトとヒヨコのオランジェデイジー。近くの机に置くと引き出しからメカニック用の部品等を取り出し、それも合わせて置いてくれた。
日暮「細野が“Aができるならこの2機をお願いしてほしい”だそうだ。……やれなくはないだろ?」
A「はい!やります!!」
日暮「無理はするなよ。……メンテナンスとカスタマイズ、そして新兵器の搭載だそうだ。」
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サクヤ君が私を信じてる……
やるしかない!!
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銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時