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授業中にて______
まさか……あんな事聞く羽目になるなんて……!
セレディ先生は放送室から愉快に真実を次から次へと口にした。聞いている全校生徒が目を見張っている事だろう。私もその一人だから。
アラタ君達が帰ってくると、すっかり沈んだ顔をしていた。
A「美都博士が……ロストエリアに……!?」
アラタ「ウォータイムに出るなんて今はそんな気持ちじゃ……」
A「それじゃあ、ロストエリアにいる美都博士はどうなるの!?」
ユノ「……皆、混乱してるみたいね。」
周りを見渡しても焦っている者は多い。
____自分は何を信じるべきか、何を守るべきか。そんなのは一つに決まっているというのに。
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ハルキ「全校生徒に支持をあおごう。……世界連合を作るんだ!放送室に行くぞ!!」
セレディ先生が使用していた放送室。そこにハルキ君は椅子に座り、放送を流す。
ある者は賛同し、ある者は他の者と顔を見合わせ決心した。そしてある者は皆に指示をし、集まるように呼び掛けた。
これで____世界連合の結成が実現したのだ。
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ガチャッ…
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イワン「何をしている!ウォータイムを出ないのであれば下校しろ!!」
誰一人として彼の命令に従う者はいなかった。それどころか、ムラクは反発する。
ムラク「皆はもう、全てを知ってしまった。……学園の存在意義も、貴方達のしてきた事も……誰も貴方達には従いません。」
イワン「馬鹿な。お前らにできる事などたかがしれている。」
彼はふんと鼻を鳴らし、去って行った。
ハルキ「俺達は視聴覚室へ行くぞ!」
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視聴覚室前にて______
めまいがしてきた。私の中でもこの体調の悪さでやっていく事はそんなにたやすいわけではない。行き着くまでに意識を失い、倒れ込んでしまった。
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保健室にて______
日暮「……はぁ。お前は何回倒れたら気が済むんだ。今日は休んでもよかったというのに。」
A「私も行かないと……守りたいものが守れませんから。」
かすかに微笑んで、私は目を閉じた。
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日暮「____まあ、それが灰原なんだろうな。」
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銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時