《Epilogue》 ページ47
最後の最後まで皆は手を振っていた。私も仲間だった皆に手を振り返す。
船は遠く、もう見えなくなってしまった。
???「____ねえ、A……さっきのはどういう事か説明してくれる?」
振り返るとひきつった笑みでヒカル君は問い掛けてきた。
A「え……?何って……私流の挨拶だよ?」
????「そうなんですの。それ、Aがついしてしまうのですわ。」
A「オトヒメちゃん!」
私は懐かしき親友に抱きついた。彼女は苦笑したまま。
ヒカル「くせなら、許す……」
先程の笑みはどこへやら。いつものポーカーフェイスに戻っていた。
ヒカル「でも、許すには条件がある。それは……」
A「それは……?」
一泊おいて、彼はほくそ笑んだ。
な、なんか嫌な予感がする……!?
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ヒカル「____僕にも、できるよね?……キス。」
やはりその展開がくると思っていた。私は溜め息をついて、皆がいるにもかかわらずにそっと彼の頬にキスした。
それでも不満顔のままの彼に私もむっとなってしまった。
A「キ、キスしたよ……!?///」
ヒカル「僕が望んでいたのはこの程度じゃない!こっちだ!!」
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チュッ…
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彼の顔も近いうえに息遣いも聞こえてくる。私は目を泳がさないように、ひとまずは視線を下げていた。
顔っ顔が近いよ///し、しかも唇だしっ!!/////
彼の顔が離れていく。ようやく、終わったらしい。
彼氏持ちの私は、他の男子とあまり仲良くし過ぎちゃだめなのね……
反省します……
ヒカル「君は僕の彼女なんだ……///できるだけ離れてほしく、ない……/////」
最後の消え入りそうな一言を聞いて、一気に心臓の音が大きくなったような気がした。
____学校生活も楽しみながら、恋も楽しまないとね!
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ユノ「……リア充を見せつけられたわね。」
キヨカ「でも、Aが女好きから離れてくれてよかった。」
二人は顔を見合わせて、笑った。
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よーし……!今日も頑張るぞっ!!
-End-
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銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時