《185》 ページ5
あまりの寝つけなさに目を覚ました。辺りは暗く、何も見えない。
頭凄く痛い……全然治ってない……
体を起こして渇いた喉を潤す為に自分の部屋から出た。
談話室も暗い。電気を点けたら皆が起きそうだが、こればかりは仕方がない。
何も見えなくて麦茶をばら撒くよりかは別にいいだろう。
吐きそう……早く飲んで戻ろ……ん?
下の階から光がもれているのに気付いた。まだ誰かが何かやっているのだろうか。
そんな筈がない。がんがん痛む、頭に手を当てながら、下の階を見下ろしてみた。
A「____リクヤ君!?」
私は急いで駆け寄った。息をしているか確認してほっと胸をなでおろす。
よかった……ただ気絶しているだけみたい。
.
.
.
.
.
???「ふぁぁ……おっ!?」
突如、扉が開いて大あくびをしながらアラタ君が、姿を現した。こちらに気付いて、
アラタ「A……!?お、おいっ、リクヤ!?」
と慌てふためきながら彼の下に行き、しゃがんだ。
アラタ「何で……Aはここに?」
A「麦茶飲もうと思ってあの部屋行ってたの。電気が点けっ放しだったから来てみたら……」
???「なんだ……?煩くて眠れやしないよ。」
あきらかに不機嫌そうな声。カイト君だ。それからぞろぞろと集まり出す。
アラタ「しっかりしろ!!」
リクヤ「____綾、部……さん……」
アラタ「?」
リクヤ「綾部さんが私の……はっ!」
彼は意識を取り戻し、ベッドに置いてあった筈のDCオフェンサーがない事に気付く。
リクヤ「ない……」
A「パラサイトキーが……盗まれた……」
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
談話室にて______
ここにはジェノックの皆が集まっていた。
ユノ「……ねえ、A……大丈夫なの?」
A「大丈夫じゃ、ない。」
ユノ「戻れば?」
A「でも、皆が集まってるわけだし……」
ユノ「食い下がるね……A、自分の事も大切にしてね?ほら、戻った戻った!!」
17人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時