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《216》☆ ページ37

-シロアside-
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シロア「セレディが後ろから来る未来が見えました。……お早めに、美都先生。」

美都「……分かってるわ。シロアさんも手伝って。」

シロア「おやすいごようです。“グラツィオーソ”でセレディをひきとめておきます。」

美都「頼んだわよ、シロアさん。」

シロア「はい。」

“グラツィオーソ”の特徴的な部分は発動すると、目が燃えるように熱くなる事。私はもう慣れた。

私じゃ、セレディを止めるのに限界があるわ。Aなら……大丈夫なのに。

実の妹に抜かされていた事が悔しかった。いつかは越えてしまうなんてちょっぴり思ってもいたからか余計、悔しさが増す。

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????「____美都先生に華藤先生ですか。」

シロア「私達に何の用、セレディ?」

私はきっと彼を睨む。怖じ気づく事もなく、笑みを浮かべるセレディ。

セレディ「二人には____邪魔をしてほしくないんです。」

にっこりと嗤うと彼は一歩一歩、こちらを目指して歩いてくる。

もはや……これまでかしら……?

と、思った時に急にセレディが笑い出した。

セレディ「____これは、オーバーロード!!!瀬名アラタか!」

嗤うのをやめない。そのうえ、彼は目を赤く光らせてオーバーロードを発動させる。
ディ・エゼルディに「行け」と命令すると機体は大人しく彼の言う通りに瀬名君の下へ向かった。

セレディ「フフフ……」

不気味な笑い声が聞こえる。このままだとディ・エゼルディに瀬名君のドットブラスライザー・ジーエクストは破壊されてしまうだろう。

今、私にできる事……

それは____できるだけ、彼をひきとめる事。長ければ長い程、私達にとって有利になる。戦況も良くなっていく。

最終的にセレディを敗るのは私じゃなくて、彼とAなのね……

応援してるわよ、二人とも。

____A、貴方の思っている事、叶えてあげるわ。

私だけじゃ到底、叶えたいものも不可能にしてしまうけど。

美都「……シロア、さん?」

彼女が眉をひそめて私を見る。

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まずは____博士を助けてから、ね。

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作品ジャンル:アニメ
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銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/  
作成日時:2013年12月27日 11時

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