《205》 ページ26
翌朝______
A「ユノ、おは……よ……!?」
笑顔で彼女に声を掛けたのもつかの間、ある違和感を覚える。
何、これ……監視カメラ……?
皆、あちらこちらに取り付けられているものに気付いて不安に駆られているようだ。無理もない。
____彼に見られているのだから。
いや、彼だけじゃない。
____“世界中の人達”に神威大門統合学園の状況をリアルタイムで伝えているのだから。
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〜♪
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チャイムが鳴ってから彼はのん気に挨拶した。
セレディ『おはよう、神威大門統合学園の生徒達。』
挨拶の後は監視カメラについて話し出した。
???「やっぱりね……セレディ!!」
リオ「姉さん……」
怒りを露わにさせる彼女、シロアお姉ちゃんを心配するようにリオは見ていた。
こういう時は……お姉ちゃん、戦いに走るからなぁ……
お姉ちゃんは戦い方が他の人と比べて遥かに個性的過ぎる。自分よりも前線に立たせず、奇襲されたら必ず討ちのめす。つまり、やられたらやり返す、感情的な戦闘スタイルなのだ。
セレディ『……忘れてないだろうね?ウォータイムが始まる。開始と終了は私の指示だと言ったはずだ。』
シロア「美都先生、必ず博士は連れ戻します。」
美都「頼んだわよ、シロアさん。」
シロア「ええ。」
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司令室にて______
美都「お願い、皆……お父さんを、助けて……」
今にも泣きそうな声。
美都「私は、お父さんを助ける為に貴方達をずっと利用してきた……」
シロア「美都先生……」
美都「でも、もう時間がないの。お願い……」
皆に向けて頭を下げながら彼女は申し訳なさそうに呟いた。
アラタ「時間がないって……」
??「____それは僕から言おう。」
シロア「ジン……!?」
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銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時