《204》 ページ25
起きた時、私は何故か自分の部屋にいた。
A「____夢?」
違う。
あの時に見えたのは幻覚と幻聴。
じゃあ、あれは……意識だけだった……?
???「____起きたみたいだよ。」
視界に入ったのはハナコの安心したような顔。彼女は隣にいるキヨカに声を掛けたようだった。
キヨカ「ここまで、ヒカルが運んでくれたの。私とハナコじゃ坂もあるし、きついだろうって。」
A「あああ……重かったよね、絶対……」
はぁっとため息をついてから言ってみた。
ハナコ「何で?逆に軽かったらしいよ。」
キヨカ「あんなに最近は食べてたのに……」
彼女の一言に少し肩を落としてしまった。私が重いという事を遠回しに言っているようにしか聞こえない。
ハナコ「取り敢えず、トメさんに頼んでゼリーは出してもらうようにしたからね!だって……甘いもの必要なんでしょ?」
A「助かる……ハナコ、ありがとう!」
ハナコ「どういたしまして!」
キヨカ「私がここまで持ってくるわ。ハナコは夕食、普通に食べてきていいわよ。」
ハナコ「そう?じゃあ食べてくるね!」
キヨカ「ええ。……A、体調良くするにはお粥らしいから、食べてね。それと……ゼリーも。」
A「私の為に……ありがとう……」
キヨカ「友達として、当然の事。」
笑みを浮かべてから彼女は取りに行くのか、1階へ行ってしまった。
.
.
.
.
.
5分後______
キヨカ「……はい。まだ熱いと思うから、冷まして。」
A「うん、いただきます。」
.
.
.
.
.
お粥も美味しかったがゼリーは格別だった。
キヨカは私が食べ終わると器ののったおぼんを持って私の部屋をあとにした。
キヨカ「ゆっくり休んで、元気になってね。」
.
.
.
.
.
彼女は、冷たそうな雰囲気があるが、根は優しい。
それは、彼女と友達になって過ごす事が多くなってから気付いた。
17人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!!!!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* (2014年3月9日 11時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
.°*ユリカ*°. - 銀大路 霙。さん» 遅くなってすいません!完結おめでとうございます!! (2014年3月9日 9時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - 麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←さん» おうよ!LINEで話そうず!!(*`・ω・´)b (2014年2月2日 19時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
麻妃★クラピカを神だと思う人挙手!!←←(プロフ) - 銀大路 霙。さん» ラインで話そ! (2014年2月2日 17時) (レス) id: 46075e078c (このIDを非表示/違反報告)
銀大路 霙。(プロフ) - .°*ユリカ*°.さん» ありがとうございます!!(*^o^*) (2014年2月2日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/
作成日時:2013年12月27日 11時