灰原ユウヤの義妹はヒカル君の彼女になりました。[part5]【ダンボール戦機WARS】 (ページ19)

今日:27 hit、昨日:0 hit、合計:14,005 hit

《198》ページ19

セレディ『本日より、私が神威大門統合学園の学園長に就任します。よろしく。』

A「そんな……」

学園だけでなく、神威島が彼らに占拠された以上、希望もなくなってしまった。少しの希望も消えたのだ。あまりにも儚く。

セレディ『そして、ウォータイムも私独自で決めていきます。……セカンドワールドを24時間、稼動させ続け、ウォータイムもそれ相応の時間に伸ばします。』

ｷｬｻﾘﾝ「何ですって!?」

彼女が目を大きく見開く。
ヒカル君が次に呟いた。

ヒカル「常に緊張状態を強いられる、というわけか。」

あまりにも過酷すぎる。セレディ先生の考えている事こそが非人間的過ぎだ。
生徒の体の事も考えないつもりなのか。

セレディ『ああ、最後に……私と一緒に歩んでくれる者……エゼルダームに入りたい生徒は私に声を掛けてくれ。』

ユノ「そんな人、いるわけない！」

ｷｬｻﾘﾝ「そうよ！誰が行くっていうの!?」

リオ「分からないよ。誰か行くかもしれない。」

言いながらカイト君の方に目をやった。

カイト君は……裏切らないよね……!?

セレディ『そうそう……瀬名アラタ、そして……灰原Aに華藤リオ。ジェノックの司令室に来てくれるかな？』

ユノ「行かなくていいよ、アラタ、A、リオ。」

アラタ「いや、行くよ。」

ユノ「何で!?何かあるかもしれないのよ？」

A「大丈夫だよ、ユノ。私達もついてるから……」

ユノ「A……」

アラタ「ほら、何か得られるかもしれないだろ？」

ユノ「それでも、行っちゃだめよ！」

リオ「心配しないで、ユノ。いざという時は僕達が瀬名君を守る。」

女子に守られる男子ってなんか、な……

ユノ「……ま、待って！」

.

.

.

.

.

彼女の声にも振り返らず、私達は司令室へ向かったのだった。

－－－－－－－－－－

お久し振りです！(*^o^*)
何日間か顔を出しまs((出すなや←