灰原ユウヤの義妹はヒカル君の彼女になりました。[part5]【ダンボール戦機WARS】 (ページ2)

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《183》★ ページ2

-セレディside-
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3つ目のパラサイトキーのありかを掴んだ。

なんだ、こんな所にあったのか。ジェノック……ねぇ。

誰なのかは分からないが、あのLBXをロストに追い込めば、キーは我々のものになる。
私は満面の笑みを浮かべていた。これからの事について、愉快でたまらなくて。

そろそろ私がワールドセイバーである事を知られてしまうかな？

まあ、それはどうでもいいんだ。

問題は______

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予定通りにいくかどうか……

彼らなら私の思うがままに動いてくれるだろう。操り人形として仕向けてきた事も気付いてないといいのだが。
気付かれると実行に移せない者が出てくる。しかし、現にいた。ジェノックに移動した者がそうだ。

____華藤リオ……私から逃げた罪は大きい。

いずれは……ここに連れ戻してあげよう……伊丹君を使ってまでもね。

彼女はオーバーロードは使えそうにないが、別の“チカラ”を持っている。その“チカラ”を使えば私達の行動にも面白みが出てくる筈だった。なのに、華藤シロアについて行き、私の監視の目から逃れ、簡単にジェノックに移されてしまった。

まあ、分かってはいたんだよね。

____情報交換していた事も、灰原Aと仲が良く、姉妹だって事もね……

セレディ「誤算。____仕方ない、かな。」

なんて呟いてみるが何かを返してくれる者はいない。

それにしても……このLBXは誰のなんだろうね？

ああ、今まで隠してきた事を見るに……

____東郷リクヤ……かな？

この東郷リクヤのLBXは“あの人”にお願いしようか。

ふふっ……“あの人”がまさか敵だったとは信じられないだろう。

驚く顔が愉しみだ。

私はくすっと嗤ってからモニターに目を移した。
最後に入ってきた見た事のない機体にキーの反応があった。

セレディ「パラサイトキー……か？」

いいや、違う。そんなにキーはなかった筈だ。私が聞いたのは3つのみ。
なら、あれは種類が別のキーだというのだろうか。

それとも、パラサイトキーなのか……？

ずっと見つめて、ぴんときた。

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やはり、違うキーだ……これも集める必要があるね。