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《172》 ページ30

寮内にて______


ユノ「アラター!?アラターーー!?」

1階で彼女の声が聞こえてくる。私はたまたま、そこに居合わせていたわけだが。

???「あああっ!もうっ!煩いっちゅーねん!!」

どたどた音を鳴らしながらスズネちゃんが駆け下りてきた。

A「スズネちゃん……今、ユノは取り乱し中。」

スズネ「何でや?」

A「それが……」

彼女に、アラタ君がスワン荘に行ってしまった事、それについてユノが怒って彼を呼び出している事を告げた。

スズネ「ジェノックは騒がしいなぁ……特にユノな。」

横目でユノを見て軽く睨む。

A「ま、まあね……」

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キィッ…

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???「はぁ……」

A「あ、アラタ君。」

スズネ「これはユノに怒られるんちゃうか?」

彼女は笑みを浮かべる。アラタ君を愉快そうに見ていた。

ユノ「あーーー!!!アラタ!」

アラタ「どうしたん((ユノ「アラタ、そこに座って。」……?」

ユノ「何でスワン荘に行ったの!?また法条ムラク?他の国を心配してる場合なの?自国の事に専念するのが先でしょ?」

ユノのお説教タイム______
対してそんなに怖くもないが、彼の発言のする隙を与えなかった。そんなこんなで説教は30分近く続く。正座で座らされた為か、アラタ君は足元をもぞもぞ動かして苦痛そうな顔を見せ始める。慣れてないだろうとは分かっていた。

ユノ「今度は勝手に行くんじゃないわよ!?」

アラタ「はいはい、分かってるよ。」

ユノ「分かってなーい!!」

こうして見ているとユノはお母さんに見えてくる。私は笑いを堪えるのに必死だった。

スズネ「……A、そんなに震えてどうしたん?」

A「なっ、なんでもない……」

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あーあ、おっかしい……笑っちゃうよ。

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設定タグ:ダンボール戦機WARS , ダンウォ , 星原ヒカル   
作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 霧川☆五月さん» ありがとうございます!!!(*^o^*)はい!頑張りますね♪ (2013年12月13日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
霧川☆五月 - 面白いですねっ(≧∇≦)これからもがんばってください。 (2013年12月13日 14時) (レス) id: 7107ecde6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rou/  
作成日時:2013年12月7日 17時

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