ウルトラレアはもう生じゃん ページ10
皆さんが見つけてきたお宝を受け取っていると、正午を告げる鐘が鳴った。
ク「ヤバいヤバいヤバいヤバい!」
死「食事まだ出来てないよ!?」
そう言うが早いか、皆大慌てでこの場を後にした。
ぺ「Aさんの食事も、何とか持ってこれるように頑張りますんで!」
『あっ、私にはこれがあるので...』
そう言って私はバッグの中からラン〇パックを取り出した。一応、他にも色々入っている。元々一人で仕事するつもりだったし、食料と水の確保も完璧だ。
ぺ「どっから出したか知りませんけど、それがあるなら安心っすね!じゃ」
行ってきまーす!
という声が遠ざかっていく後、私は袋を開けて中のパンを食べ始めた。うん、やっぱりピーナッツ味は美味しいな。
ぺいんとside
クロノアさんが厨房で調理し、死神が食堂でそれの配達を待つ。
ク「送った送った!」
ぺ「俺は掃除してる体だから!」キュッキュ
死「焼き、焼き...ナントカ来た!あ」
その時、ゴルゴンの大きな溜息が聞こえた。ここまで聞こえるって、どんだけデカい溜息だよ。
死「ご主人様、別に使用人が全員揃う必要は無いですよね?」
ゴ「あぁ。別に全員は必要無い」
死「ほ、本日のお食事は...焼き、焼き...焼きダrrr...になります」
丁度俺が食堂に来た時、死神はそう言って焼き鱈を置いていた。
ぺ「今...」
ゴ「コイツは...コイツは何を言っているんだ!」
それはオレも同感だ。
一通り食事が終わり、俺達はまたフリーになった。
ぺ「お嬢様の鍵で遊ぶっていうのがなんか...あ、主人がいる!」
ク「なんか、普通に隠れたくなる...」
現にAさんがその状態だけどな。
主人がいた所に行くと、そこには[領主の部屋]と看板が掛けられていた。
ぺ「じゃあ、ここで今領主が何かしてんのか...」
領主の仕事って何なんだろう。
死「開けてみる?ピンポンダッシュみたいに」
死神のその誘いに乗り、俺はすぐ近くの夫人の部屋のドアを開けた。ピンポンダッシュした後に隠れられるようにな。
ぺ「皆夫人の部屋に隠れてて?...行くよ?」
二人が夫人の部屋にいるのを確認し、俺はドアをガチャガチャと開けたり閉めたりした。急いで俺も夫人の部屋に隠れる。
...しかし、特に主人の声がする訳でもなく、俺らはもう夫人の部屋の探索を始めていた。
死「なんかある、なんかある」
そう言われてチェストを見れば、鉄インゴットと夫人の書き置き。これは読むしかねぇな!
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に!?((新作おめでとうございます!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ楽しみにしていました!(pq゚∀゚*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください!Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します!!(*´▽`*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる!!やばい面白い!頑張ってください!!!!ありがとうございます!! (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちみつりんごぱん | 作成日時:2019年5月19日 17時