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Aside
『戻ってきた...私の鞄...』
私は戻ってきた鞄を見つめ、その中を確認した。大丈夫だ、中の仕掛けはバレてないみたい。
一応もし盗まれた時用に、ということで弟が少し細工してくれていた。弟は、｢役に立つかどうか分からないけど、僕にはこれぐらいしか出来ないから｣と言っていたけど、十分役に立ってるよ。
え？その細工は何かって？
...仕方無いなぁ。特別に教えてあげよう。
この鞄は、外からは何も変化は無いように見えるけど、中もそれほど変化は無い。普通に財布とかそういう荷物だって入れられるし、その辺の鞄と同じように使えるのだが。
実は、この中は二重底になっていて、黒い仕切り板で二段に仕切られている。...どういう事か分かったかな？
つまり、これは仕切り板の存在に気付かない限り、下の荷物の存在は知られないのだ。
それも、弟が一晩かけて作った物なだけある為、仕切り板のサイズも違和感のないように作られている。
ちなみに、下の段に何が入っているのかと言うと.....これはネタバレになるからあまり言えないけど、トレジャーハンター用の荷物が詰め込まれている。
改めて、弟のありがたみを感じた瞬間だった。
それにしても、この部屋には本当に何も無いのか。
私は床に寝そべり、天井を眺めた。首や手足に当たる床がひんやりとしていて、木の床だから木の香りも漂う。
...ダメだ。最近あんまり寝れてなかったから、ぐっすり寝ちゃいそう。今日だって、ぺいんとさんの声で起きたし。
『(ちょっとぐらい、寝てても大丈夫だよね...)』
そして私は、その目をゆっくり閉じた。
ｰｰｰ
ぺ｢...、.....て下さい｣
はっと目を開けると、目の前にはぺいんとさんの顔が。
『ごめんなさい、勝手に寝てしまって』
ぺ｢いや、大丈夫ですよ！それで...色々分かったので聞いてもらえます？｣
その言葉に、私は体を起こしてその場に座った。周りを見渡すと、死神さんとクロノアさんも座って見ていた。は、恥ずかしい...
そして、ぺいんとさん達の調査によれば、早速1000Gの宝を見つけたらしい。あと、領主のゴルゴンにも会ったらしい。何故ゴルゴンは呼び捨てなのかって？...まぁ、その話はまた今度するよ。
あと、トラゾーさんの部屋にも行ってきたらしい。トラゾーさんからの話をまとめると。
･この館には、膨大な宝を守る【地下金庫】がある
･地下金庫を開けるには複数人が必要
･ゴルゴンには裏がありそう
なんか面白くなってきた。
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はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します！ (2019年10月10日 17時) (
レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に！？((新作おめでとうございます！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ楽しみにしていました！(pqﾟ∀ﾟ*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください！Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します！！(*´▽｀*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる！！やばい面白い！頑張ってください！！！！ありがとうございます！！ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年5月19日 17時
