【黒バス×うたプリ】人気アイドルは中学生！ Part2☆

☆66☆来栖と橙西〜緑間side〜 ページ26

キセキの中で(最近)出番の少ないと思われる緑間真太郎なのだよ。
今は橙西を追跡しているのだが・・・

緑「ストバス?」

橙西と来栖とかいうやつは、ショッピングセンターを一通りまわったあとストバスに来たのだ。

距離が遠くて、話していることは聞こえないが、どうやら1on1をすることになったらしい。
あの小さいやつ(←)は大丈夫なのか?


橙西の実力は、俺たちキセキの世代が認めるほどだ。
到底ただのアイドルが勝てるとは思えない。

俺は、俺たちは、そう思っていた。
だが、すぐにその考えは変わることとなった。

赤「なっ?!」

あの赤司でさえも声をあげてしまうほど、
来栖はバスケが上手かったのだ。
いや、もはや上手いどうこうのレベルではない。
キセキの世代を2人も倒してしまったやつと互角なのだから、俺たちも負けてしまうかもしれない。



俺たちが10年に一度の天才なら、
あいつらは100年に一度の天才というところか。

2人の激しい戦いを見ながら、俺はぼんやりと
そんなことを考えていた。


橙西と来栖の戦いが終わり、2人はベンチに座って少し話すと、すぐにストバスを去っていった。
けれど俺たちは、その背中をただ見つめるだけで、追いかけることはできなかった。

☆67☆元気がない→←☆65☆大好き

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す