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黄瀬side
Aっちを意識して見るようになったのは
いつだったっスかね。
Aっちのことは
優しくて可愛いマネージャーとしか思ってなくて
特に特別な感情は持ってなかった。
てか...
正直、女の子に興味を持ってなかったし
カノジョとか作る気もなかったんスよね。
とにかくこの時のオレはバスケに夢中で
バスケ以外どうでもよくて
他のことに目を向ける余裕すらなかった。
始めてだったんス。
自分の思い通りに身体を動かせないの。
今まで努力なしに何でもこなしてきた。
とゆうか...
別に努力しなくても出来ちゃってたんスよ。
バスケの技だって一度見たらコピー出来る。
最初は...そう思ってた。
だけど違かったんス。
今まで出来てたことが出来なくなった。
それほど...帝光のバスケ部は強かった。
特に青峰っち。
どんなに頑張って練習しても
青峰っちを越すことは出来なくて
そんな強さに憧れすら抱いた。
でも憧れてしまえば
青峰っちを越えられない。
だからオレは憧れるのをやめた。
青峰っちを越えたいと思うから
青峰っちに勝ちたいと思うから...
だけどそれは簡単なことじゃなくて
オレは人生初めて挫折とゆうものを経験したんス。
努力なしでなんでも出来て
いつだってかっこいい
それがみんなのイメージする
" 黄瀬涼太 "
だから影で必死に練習して...
努力してる姿なんて誰にも見られたくなかった。
だからこっそり練習してたんスけど...
Aっちに見られちゃったんスよね。
よりによってマネージャー...
よりによって女の子に見られるなんて
オレ...スゲーかっこ悪りぃー
だけど...Aっちは何も言わなかった。
そして何も言わないまま
毎日オレの練習を見に来てた。
そんな毎日が続いて
気づいたらAっちの姿を探すようになってて
この人には...
ホントのオレを見せてもいいんじゃないか
弱いオレを見せてもいいんじゃないかって
そう思うようになったんス。
それでも越えられない青峰っちに
スゲー悔しくて...
悔しくて...
そんな時、初めてAっちに抱きしめられた。
特に何かを言うわけじゃなく
ただ...オレを抱きしめてくれたんス。
それがスゲー安心して心地良くて
あーオレ...Aっちが好きだなって
オレ...この子と一緒にいたいなって
気づいたら好きになってて告白したんス。
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suzu4578(プロフ) - とっても素敵な作品でした!☆10じゃ足りませんよ!!! (2022年4月16日 17時) (レス) @page45 id: 2bb44b4795 (このIDを非表示/違反報告)
はるぴょん - もう号泣しました。青峰くんの優しさと、黄瀬くんの一途さにもう…好きな作品です。 (2022年2月24日 2時) (レス) @page45 id: 5b47857afa (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます(●´ω`●)青峰君今回も活躍してくれました♪そろそろ青峰君の小説も書きたいと思っていたので、、、少々お待ちくださいませ^ - ^ (2019年5月16日 21時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 感動してしまいました(´-`).。oO今回も書く青峰くんも好きなので青峰くんも新しいの書いて欲しいです^^ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 218cb5622c (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - kirakirahikaru0さん» コメントありがとうございます!楽しみにして頂いてただなんて...嬉しいです!素敵な作品と言って頂け感謝感激です(><)これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2019年5月15日 7時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:7nana23 | 作成日時:2019年4月13日 17時