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story13 ページ13

私は思ってたことを
涼太の腕の中で言った。





黄「Aっち...バカっスよ。
そんな心配全然いらないんス。
たしかに女優さんとかモデルさんは
スゲーキレイな人多いっスけど
オレAっちのこと
顔で好きになったわけじゃないっスよ?」



貴「えっと...それは...
顔は好みじゃないけどってこと(笑)?」



黄「イヤ...ちがっ!
そーじゃないっスけど...
オレがAっちを好きになった理由は
そんな簡単な理由じゃないってこと!
だからキレイだからって好きになんないっスから!
てかオレ初めて好きになった子Aっちなんスよ?
オレが誰かを好きになるなんてレアなんスから(笑)」



貴「レアって...(笑)
でも...嬉しい。ありがとう涼太」




黄「じゃあ...オレも...
もう一度聞いてもいいっスか?」




貴「ん?...もう一度?」




黄「...青峰っちのことどう思ってるっスか?」






今日...何度も聞く大輝の名前。


涼太は口には出さなかったけど
私が不安になってた気持ちと同じように


大輝との関係を不安に思ってたのかもしれない。








貴「大輝は家族。ムカつく兄。
それ以上でもそれ以外でもない。
でも...私と大輝が恋愛関係になることは絶対ないから。
だから...もう不安にならないで」




私は涼太にはっきりとそう言った。





でも...疑問に思うことがある。


そんな不安を抱えていながら
涼太はなんでわざわざ私と大輝を二人にしてたの?




私と大輝が一緒に過ごすことを望んでいるかのように...



そうしてきたのは涼太だよね?





黄「オレ...今まではオレが一緒にいれないとき
他の男に目がいかないように...
青峰っちにAを託してたっス。
前に聞いたときもAっちは
青峰っちのこと家族って言ってたから
だから青峰っちなら大丈夫かなって...」



貴「うん...」




涼太は私の疑問を察したかのように話し出した。




黄「でもオレが本格的に芸能活動を始めて
Aっちとの生活がほとんどすれ違うようになって
そんな中...
同じ大学でオレよりも長い時間、
青峰っちと一緒に過ごしてるって考えると
スゲーモヤモヤして...
オレの知らない大学でのAっちを見れてる
青峰っちにまでイライラして...
完全に嫉妬してたし不安だった。
マジで青峰っちのとこ行っちまうんじゃないかって」




少し悲しそうな顔で笑いながら
涼太はそう言った。

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設定タグ:黄瀬涼太 , 黒子のバスケ , 黒バス   
作品ジャンル:恋愛
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suzu4578(プロフ) - とっても素敵な作品でした!☆10じゃ足りませんよ!!! (2022年4月16日 17時) (レス) @page45 id: 2bb44b4795 (このIDを非表示/違反報告)
はるぴょん - もう号泣しました。青峰くんの優しさと、黄瀬くんの一途さにもう…好きな作品です。 (2022年2月24日 2時) (レス) @page45 id: 5b47857afa (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます(●´ω`●)青峰君今回も活躍してくれました♪そろそろ青峰君の小説も書きたいと思っていたので、、、少々お待ちくださいませ^ - ^ (2019年5月16日 21時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 感動してしまいました(´-`).。oO今回も書く青峰くんも好きなので青峰くんも新しいの書いて欲しいです^^ (2019年5月16日 20時) (レス) id: 218cb5622c (このIDを非表示/違反報告)
7nana23(プロフ) - kirakirahikaru0さん» コメントありがとうございます!楽しみにして頂いてただなんて...嬉しいです!素敵な作品と言って頂け感謝感激です(><)これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2019年5月15日 7時) (レス) id: 6aff11dccc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:7nana23 | 作成日時:2019年4月13日 17時

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