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狂人形…39 ページ9

真緒side




俺はAがいなくなったこの部屋で


あの時に床に落ちた


赤い液体を眺めていた


ナイフを置いたからって


こっちはもう一本用意済み


こういう時にそういう手を使ってくるのも


ちゃんとわかっているから


今頃お前はどうしているだろうか?


あの傷を見れば嫌でも俺を



思い出すだろ?



本当の狙いはコレ


お前の記憶に俺が


いつでも登場するように


俺は垂れた血を指先に


そして口元に運んだ


凜月がAの血は甘くて美味しい


とか言っていたから



「確かに甘くて美味しいかも
凜月の言ったとおりかも
こりゃ癖になりそうだ…♪」



怪しげに微笑んだ




**余談**


ここ作者が書いていて

とりま一番怖かったです笑笑

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えっちゃん(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい!! (2016年6月10日 17時) (レス) id: 2ecf1eb8be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:巫蘭 | 作成日時:2016年5月31日 21時

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