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8,嫌な夢? ページ9

『嫌だ…ヒヨリ___‼』


ヒヨリ「……」


『やめっ…て……死んじゃ____。』


ヒヨリ「…ごめんなさい。こうしないと貴方を救えないの」


『くっ…ゔっ……あ___、』


ヒヨリ「ごめんね、A___」


『ヒ、ヨリ……ヒビ…ヤァッ___』


ヒヨリ「っごめん…」


『あ………』


《彼女の言っていることは正しいわ。
貴女はこうしないと助からないの》


水色の、自分にソックリな何かが
ヒヨリの後ろに立ち、そう言っていた。




『ッ…ハァッ‼』


夢…?



ヒヨリに首を絞められる夢って…、


首を触ってみても何の違和感もない。



汗ビッショリ…。



『シャワー、浴びよう』


ヒヨリ「A…?汗ビッショリじゃない!」


『‼ヒヨリ…、おはよう。ちょっと怖い夢見ちゃって』


ヒヨリ「そう…」



『あれ、ヒビヤ…』


ヒヨリ「あんたも汗が…」


ヒビヤ「あぁ、おはよう。A、ちょっと話があるんだけど…」


『あ。うん……』



そう私はヒビヤの部屋へ向かった。


シャワーを浴びたあと←



ヒビヤ「僕…、ヒヨリとAが
黒猫を追いかけてトラックに轢かれる夢を
見たんだ」


『ヒビヤは逆…か』


ヒビヤ「え…」


『私の夢にはヒビヤは出てこなかったんだけど、私はヒヨリに首を絞められる夢を見たんだ』


ヒビヤ「でもたまたまかもしれないよね」



『そうかな。夢にしては現実味(リアル)すぎない?』


ヒビヤ「…うん。
血の匂いとかそのままだった。夏の暑さも…」


『私も、路地裏で絞め殺されたんだけど、
路地裏の匂いとヒヨリのシャンプーの匂い、
夏の暑さもそのままで、まるで本当に
首を絞められているような感覚で…、怖い』


ヒビヤ「今日は別の夢を見れるといいね」


『うん。どうにか助かる方法を見つけないと…』

9,繰り返される夢と現実…?→←7,また自己紹介…



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キレキルネンコ - こっちiPodでIDちがくてすみません!ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年8月23日 21時) (レス) id: 781d057a51 (このIDを非表示/違反報告)
闇鏡華(プロフ) - めっちゃ面白かったです!続きがとても気になります 更新待ってます! (2017年8月10日 11時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
- いえいえいえいえ。とっっっても尊敬しちゃいますよ!!!だって、こんな素晴らしい作品を書く人ですよ? 尊敬しちゃいますから!では、更新、頑張ってください!!!! (2017年6月10日 17時) (レス) id: 001f701710 (このIDを非表示/違反報告)
キレキルネンコ - ありがとうございます!尊敬だなんて…、私はまだまだですよ(苦笑) (2017年5月28日 23時) (レス) id: c732e7be04 (このIDを非表示/違反報告)
- ヒビヤとヒヨリの妹ちゃんの夢怖い・・でもっ、そこがまたっ、面白くて、先がきになっていきますっっ!!そんなお話をかけるだなんて、すごいですねそんけいしちゃいますっ!! (2017年5月28日 19時) (レス) id: 001f701710 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キレキルネンコ | 作成日時:2017年4月7日 1時

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