女の子38 ページ6
あの写真を見つけてから、少し気まずくなり、しばらく無言だった私達を助けてくれたのは、音子ちゃんだった。
バンッッッッ！！
ドアを打ち破る勢いで、部屋に入ってきた音子ちゃん。
音子「珍しくルリさんがケーキ作ってくれましたよ！！私達のために！！」
悟希「…ドア壊れる…」
冷静を装ってるお兄ちゃんだが、ドアが開いた瞬間、びっくりしすぎて、地面から浮いていたの、知ってるからね。猫かと思ったよ←
『ケーキ！？食べたいです！！』
さっきまで食慾がなかったものの、やはり甘いものと聞くと体がたちまち元気になる。
アルバム見てるのも疲れたし。
音子「じゃあ！行きましょう！！」
にぱにぱとスキップしながら部屋を出る音子ちゃん。
お兄ちゃんと私は顔を見合わせて、笑った。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
音子「えーっ！？双子！？！？超いいですね！！」
ホイップクリームを口の周りにつけながら音子ちゃんが喋る。
ケーキを食べながら、双子であることを支配人、ルリさん、音子ちゃん、阿鳥さん、大外さんに告げた私達。
みんなびっくりしていたものの、音子ちゃんだけはすごい食いつきだ。
悟希「…耳がキーンとするわ。」
マシンガンのように隣でぎゃーぎゃー叫ばれてるお兄ちゃんは耳を押さえている。
音子「…！双子…！兄弟！！ってことは！初キスは家族なんじゃないですか！？」
さっき気まずくなった話題を、いきなりもってこられる。
ぴしゃ、とお兄ちゃんがコップの中に紅茶を吹き出した。
悟希「ゴホッゴホッ！ゲゥ…」←
咳き込んで何かよくわからないゲゥ…という声共にお兄ちゃんは顔を赤くした。
それに対して大外さんは、じっくりとお兄ちゃんを舐めまわすように見ている。
大外「…音子ちゃんは兄弟いるのかい？」
音子「いますよ！！弟が！！でも、初キスはしてないですね。ほっぺとかなら！」
大外「なるほど…」
音子「大外さんは殴って犯して殺 すだけなんですから、キスもくそもありませんよね！！」
阿鳥さんとお兄ちゃんが一斉に紅茶を吹き出す。
…お兄ちゃん汚い。
『犯すって…殺 すってまさか…』
血の気が引いていくのがわかる。
前に音子ちゃんが言っていたこと、嘘だと思っていたのに…
音子「そうですよ！！超美人を犯して、存分に楽しんだら、殺 すんです！！」
『…うっ』
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雅みんと(プロフ) - ゆめみさん» ありがとうございます！更新亀さんですが、頑張ります！気に入っていただけて良かったです！！ (2019年3月4日 7時) (
レス) id: 42f7f10f4d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめみ(プロフ) - すごく私好みの夢小説でとても気に入っています!!更新楽しみにしてます!!頑張ってください！ (2019年3月4日 1時) (レス) id: 00e2acef5f (このIDを非表示/違反報告)
雅みんと(プロフ) - 華ノ子さん» お返事遅れてすみません！ありがとうございます！励みになります！！ (2019年1月30日 19時) (レス) id: 3f83b2c262 (このIDを非表示/違反報告)
華ノ子(プロフ) - 1番気になるとこできれてる〜…！早く読みたいです！おもしろい！ (2018年8月26日 22時) (レス) id: c47817082c (このIDを非表示/違反報告)
安室透･みんとちょこ(プロフ) - 白猫ブラックさん» こんにちは！！嬉しいお言葉…！！そうですね〜。少ないですもんね！もっと知名度増えてくれると嬉しいですよね！これからも頑張るので、楽しみにしていてください！！コメント嬉しすぎる…泣 (2018年4月8日 12時) (レス) id: 87b62766d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼堂の狐 | 作成日時：2018年2月24日 22時
