吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話2

ボクのタイプは黒髪色白式神使いの美少年だよ！！ ページ5

｢おい！そこのお前！｣

『あ"……？』

｢どんな女がタイプだ！！男でもいいぞ！｣


歌姫さんと別れたあと、京都校の中でも一際誰も寄り付いてこなさそうな

裏庭に座りながらどう五条をいたぶってやろうかと考えていた時

ふと頭上からバカでかい声が聞こえて顔を上げた

そこにはまさに筋肉ダルマという言葉が似合う男が立っていて

ボクは思わず眉をひそめた


『出会い頭にひとのタイプ聞いて楽しいんすか…』

｢性癖はその人物の全てを表す！よって女の趣味が悪い奴は中身もつまらん！｣


あー…確かこんなキャラいたな、前世では順平が死んだ後

少し経ってから転生したから何となくその後もアニメが続く予定だったのは覚えてる

確か、姉妹校交流会？なんかそんな感じのやつで出てくるキャラの1人に

めっちゃ筋肉がやばい人がいるのを見た気がする…

今だからこそこんなこと言うがアニメ見てからトラックに引かれても良かったなぁ…


｢で、どうなんだ？ちなみに俺はケツとタッパかでかい女が好みだ｣

『そんな事聞いてなんになるのかはわかんないけど……ボクのタイプはそうだなぁ…』


そもそも前世女だったし、男にもタイプとか特になかったし

というかそもそも、ボクには愛しの順平がいるし！！！！


『まず黒髪で細身で唇が薄くて日本人顔してて笑った時のギャップがグッとくるような感じで手足の骨張りが少なくて声は落ち着くようなハスキーな感じで…』

｢おい待て、お前の好みはなんというか具体的過ぎないか…？｣

『まぁそりゃボク好きな子いますし、告白しましたし、つい最近まで同棲みたいなことしてましたし、というか話してたら会いたくなっていたあーあのクソ目隠しいつか絶対殺す…』


ボクがそう言いきって舌打ちをしていれば、その人は少し固まった後に

ボクの横へと座った、いやなんでだよ


｢なぁ、やっぱり好きな人に告白する時ってグイッと言った方がいいのか？｣

『え？ん〜人によると思うなぁ、ボクの好きな子は消極的な子だからグイグイ言ったけど明るい子とかならムードとか大事にするといいかも』

｢なるほどな、告白する時はやっぱ指輪とか用意した方がいいのか？｣

『はぁ？！何言ってんのそれは重すぎて引かれるって！花束とかも時代遅れだから、普通に告白してOKされたらそっと手を握るくらいにしておけよ？』

｢な、なるほど…｣


その後何故か告白の仕方とか色々聞かれました

なんだよこいつただの恋する筋肉ダルマじゃん

今更だけどこの世界の人って美形多いよね→←強く在りたい

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