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176話 ページ12
--翌日-- in 学校
火神と黒子は部室で
二年生達は準備室で
正邦の試合DVDを見て研究をしていた
そして、女子２人はというと…
--屋上--
屋上で風にあたっていた
美緒「…」
柚輝「まだダメそう？」
美緒「ん？いや、そうじゃないんだけどさ…
なんか悔しくって」
柚輝「悔しい？」
美緒「うん。みんなのために戦いたかったのに
結局お荷物になったからさー…
やっぱ赤司の言った通りなのかなって」
柚輝「そんなことないと思うよ？
試合に出れなくても、やれることはあるし
それにこれまで一緒に戦ってきたじゃん？
赤司になに言われたか知らないけど
誠凛のみんなは、お荷物なんて思わないと思うよ？
それは美緒が一番わかってるんじゃない？」
美緒「そう…だけど」
柚輝「それにさ、美緒にはうちがいるじゃん！
なにがあっても美緒と一緒に居るし
一緒に戦うって決めたもん！！」
美緒「！！…そうだね、ありがとう柚輝！
今回はもう諦めるけど、その分応援で
みんなの力になって見せる！」
柚輝「そうこなくっちゃ！」
美緒「うちの分まで、頑張ってね？」
柚輝「任せて！！！」
自分の負傷で、試合に出れない事への罪悪感に
押しつぶされそうになっていた美緒だが
柚輝の言葉に救われたようだ
そしていよいよIH(インターハイ)予選の
準決勝と決勝が始まろうとしていた
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作者名：Rita | 作成日時：2019年10月4日 19時
