年下彼女に要注意？【神威】

under girlfriend 16 ページ17

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最近は会う度に身体を重ねているような気がする。
それはきっとAの心境の変化だと思うのだ。


吉沢グループの令嬢との話から、あの話は私たちだけの秘密で他の人には言わないという約束をした。




『辛いかもしれませんが、私も彼には黙っておきます。動き始めるまではお互い内緒に…』

『……わかった』



Aに内緒にしておくのは心が痛むが致し方ないことなのだ。あの令嬢と手を組むことでAとこれからも一緒にいられるのだから。


1週間に2〜3度は身体を重ねているため、彼女の身体の方が心配になってしまうけれど、Aがそれを求めてしまっているからどうしようもない。


身体を重ねることで不安が軽減されるのかもしれない。俺には本当のことがわからないけれど、そう思ってしまう。



「Aが心配しなくても俺はAが好きだよ」




「離すつもりは毛頭ない」と付け加えるけれど、Aは俺から視線を逸らす。彼女自身それはわかっているらしいがどうも気が気じゃないらしい。



「神威さんを困らせるつもりはないのに、私子供みたいですよね…」



俺が突然自分の前から去って行きそうだと声を震わせる彼女に言葉しかかけれないのが不甲斐ない。


Aの瞼にキスを落とすと、彼女は俺の背中に手を回してきてぎゅっと抱きしめた。



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