S11.姐さんの過去3 ページ14
貴『待って！』
？「？」
貴『な、何しに行くの？』
？「…」
貴『ｸｯ、人形！答えろ！』
言いたくなかったが、答えてもらわなけば。
？「私はただ、次の任務のための情報を
仕入れるだけです。では、、」
貴『どうやって？』
？「‼、、、それはまぁ、ハニートラップ紛い
な事をします」
貴『、、、それは自分からやっていること
なの？』
？「はい、、、。この世界では、そんなの、
当たり前です」
貴『、、、貴方確か、13歳よね？』
？「はい、齢13ですが？」
貴『ならば止めるべきよ！』
？「何故ですか？私はこのfamilyが栄えるよう
自らやった事です。貴方様に止められる
権限などないのです」
貴『自分を苦しめてまでも？』
？「っ！、、それはどういう？」
貴『毎日見るごとに傷が増えてるの、バレて
ないとでも思ったの？』
？「う、うるさい！私は、そうするしか、
方法がないの！もう嫌なの！またあの地獄
みたいな生活は！」
貴『‼ 貴方、誰かに飼われてたの？』
？「、、、はい」
貴『ﾊｧ、言っとくけどね、私は何があっても
仲間を見捨てない。たとえ貴方みたいな
命令でしか動かない人形でも。だから、
人形でいるのは止めて。自分が傷つく事
を恐れて自分を守って。私を頼って、、』
？「、、本当に、、、ですか？」
貴『えぇ、何があっても。誓うわ』
？「、、安、心、、した」
そういうと彼女は膝をつき、崩れ落ちた。
慌てて私は体を支える。
ドサッ
貴『貴方大じょ、、う、、ぶ？』
彼女は、泣いていた。
？「こんなに、こんなに、安心できる人を
見つけたのは何年ぶりだろう」
彼女の流す涙は月の光に照らされて、美しく、
儚げに輝いていた。
？「、、、貴方様の言う通り、自分を苦しめて
まで、任務に取り組むのは止めます。元々
ハニートラップ紛いのような事も本当は
やりたくありませんから」
貴『よかった、、。貴方が少し元気になって
くれたようで。大丈夫。貴方がまた誰かに
買われないように、私が一緒にいるわ』
？「はい、、あと、未来。そう呼んで下さい」
貴『それが名前なの？』
未「はい」
貴『分かったわ。未来、貴方は私の専属メイド
になりなさい』
未「分かりました！お嬢様！」
その後リセットする為に、髪の毛をバッサリと
切り落とした。
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梨梨菜(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます！コメントいただけてとても嬉しいです！頑張って更新します！ (2017年7月22日 20時) (
レス) id: b658232b58 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2017年7月22日 19時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 私は神ではないです。ただみんなを元気ずけるのが私の役目です。 (2017年7月20日 18時) (レス) id: 2cd5a0173f (このIDを非表示/違反報告)
梨梨菜(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！こんな私を見捨てないでいてくれるなんて、、、控えめに言って神ですよね？神様ですよね？((強制 本当にありがとうございます！近々また更新します！ (2017年7月19日 21時) (レス) id: b658232b58 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 見捨てませんから安心してください。 (2017年7月19日 19時) (レス) id: 2cd5a0173f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨梨菜 | 作成日時：2017年1月8日 12時
