S10.姐さんの過去2 ページ13
貴方side
姐さんが人身売買に出された事を知り、
少し驚きが隠せないものの、私は冷静を装って
続きを催促した。
貴『それで？貴方はどうなったの？』
未「はい、私はオークションの商品として、
オークション会場に出ました。すると
1度目で買われました。確か、、、
竹野family。そこでは、ただ暗殺をすれば
良かっただけなのですが、、、」
貴『ふぅん。竹野ね〜。で？』
未「はい、半年で捨てられました。その次が
水野family。そこではハニートラップの
訓練をさせられました。」
貴『なんですって⁉ 、、、せっかく私が
リセットしたのに、、、、、』
未「すいません。私も抵抗はしたんですが、
その度に暴力がひどくて」
貴『任務では、何処までやったの？』
未「キスまでです」
貴『ならいいわ。で？』
未「その後最後に買われたのが、木野family。
そこでは、、、」
貴『、、？何されたの？』
未「、、、ボスの玩具です、、、」
貴『‼‼ まさかそんなことになっていたとは』
未「暴力的なことは勿論、性的な事もされ、
食べ物の週に1日、やっと座れる狭さの、
檻に、、入れられました」
貴『貴方が壊れたのは、そのせいね？』
未「はい、、その時は精神状態が定かでは
なくて、、なお、という偽名を使って
自分ではない、と現実逃避のような思考を
してました」
貴『、、、辛かったわね、、。
もう、姐さんを1人にさせないから！
絶対離れ離れにさせないから！
【あの時】みたいに、リセットしよう？』
未「、、、、そうしよっか？」
【あの時】とは、、、
「今日からお前のパートナーだ」
父親ことボスから与えられたパートナーは
目が死んでいた。その人と出会った私は8歳で
その人は13歳だった。しかし13歳とは思え
ない程の大人っぽさを身に纏っていた。
その人は「人形」と呼べば反応した。人形、
なんて名前じゃないから聞こうとしたら、
すごく睨まれた。任務を遂行する時の相性も
最悪で早くバラバラにして欲しいと思った。
ある時、その人は毎日夜何処かへ行くことを
知った。何故か。暗殺のためだ。その人は暗殺
のために自ら自分の体を売っていた。信じられ
なかった。ある晩、任務へ向かおうとした
その人の手を、私は掴んだ。
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梨梨菜(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます！コメントいただけてとても嬉しいです！頑張って更新します！ (2017年7月22日 20時) (
レス) id: b658232b58 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！ (2017年7月22日 19時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 私は神ではないです。ただみんなを元気ずけるのが私の役目です。 (2017年7月20日 18時) (レス) id: 2cd5a0173f (このIDを非表示/違反報告)
梨梨菜(プロフ) - 空さん» ありがとうございます！こんな私を見捨てないでいてくれるなんて、、、控えめに言って神ですよね？神様ですよね？((強制 本当にありがとうございます！近々また更新します！ (2017年7月19日 21時) (レス) id: b658232b58 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 見捨てませんから安心してください。 (2017年7月19日 19時) (レス) id: 2cd5a0173f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨梨菜 | 作成日時：2017年1月8日 12時
