395.そんなのお断りだ ページ45
どうしてAは笑ってるの？
怖くないの？
辛くないの？
どうして他人にそこまでできるの？
分からない…分からないよ
ただ、これだけは分かる
Aは罪を償うためと思ってても
周りから見たら最低な事をしている
どうしてそれが分からないの…？
私だって悪いことをしたよ
けど
貴方も今、私がしてきた事と変わらないことをしてる
あぁ、でも
もう誰も悲しまないか
もう誰も気付かないか…
もう、誰もAのことを知らないの…か
だって、貴方はサクジョをした
ガスターのようにデータをいじってサクジョというコマンドを押した
それがどれだけ大きな物か
そう、Emtiontaleに付け加えられたデータをAはサクジョした
自分も含まれると分かっていながら…
それで、元々の主人公…ヴィルが帰ってくるから
それに壊れても優しさなんて消えちゃいない
私を道ずれにしたのはきっと
私に罪を償うチャンスを与えようとしてくれたのだ
けど、貴方と堕ちても私は消えないよ…
私は付け加えられたデータじゃない
ただの不具合(バグ)なんだから
それを知ってるんでしょ？
…………私との最後の別れをくれたの？
『大好き』
そんなこともう言わないでよ
言うなら消えないでよ
逝かないでよ
両手をつかんでいたAの手は離れていく
手を伸ばした
届かない
貴方が消えていく
貴方が見えなくなる
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ！！！！！
「A！！貴方のケツイは間違ってる！！！」
『？！は、離して』
届かなかった手が届いた
Aを抱き締めた
『そ、そんなことしたら君も本当に巻き込まれるよ？！私はただ、君が大好きだった、って伝えたかっただけなのに！！
君の手を離したのに！！』
「私は諦めない！！今更こんなこと言えないかもだけど……貴方のことが大事なの！！消えて欲しくないの…！だから…！！！」
『もう無理だよ！！とっくに私達は堕ちてる…！！』
堕ち切ってしまえばAは消える
Aにしがみつく私も消える
そんなの、お断りだ
"君達はまだこっちに来ちゃだめだ"
その時、誰かの声が聞こえた
『ガス、タ………？』
それは紛れもないあの日私が殺したガスターの声
瞬きをした瞬間
ﾄﾞｼｬｯ
どこかに落ちたんだ
「ｯ、」
『………？』
落ちた先で、Aが消える事は無かった
"少し話をさせて貰おうか。バグ君"
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あおい - やっぱなかったことにしてください（泣） (12月27日 10時) (
レス) @page5 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
あおい - あ、ヴィルとバグ逆かも？ (12月27日 10時) (レス) id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
あおい - え、絵があるー！？！？多分右からEサンズ・夢主・ヴィル・バグじゃないかな？ (12月27日 10時) (レス) id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
レイナソン - あれ目から水が………すごく感動ましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！これからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！ (2020年8月3日 17時) (レス) id: c1e8aa71c4 (このIDを非表示/違反報告)
fenon - ………なんか、目から汗が…(泣いてる)…自分が愛されてる感じで凄く好きでした…貴方に敬意を表すr((( あ、まだ続くんですね、嬉しい！！終わってないのにこんな文書いてスミマセンw貴方の小説が好きです！これからも頑張って下さい！なが文スミマセンでした！ (2020年6月13日 1時) (レス) id: 8dce9856e7 (このIDを非表示/違反報告)
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