19:急接近�� ページ20
Aside
どうしよう。晃牙先輩があーんしてくれてるのに、断っていいのかな……恥ずかしすぎる
でも、そう思いながらも
パクッ
気付いたら差し出された焼き鳥をあーんしてもらっていた
｢どうだ？美味いか？って、お前が作ったんだけどよォ……｣
晃牙先輩、ぜんぜん余裕そうなんだけど！？
私だけ恥ずかしがってるとか恥ずかしすぎる！
｢お前、顔真っ赤！平気かよ……｣
『・・・・///』コクコク
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大神晃牙side
鳴上からAが俺を呼んでいると聞いて、凄く胸が踊った。
でも、クラスでは孤高の狼らしく、余裕な顔をする必要があった
でも、Aが俺のためにわざわざ好物を作ってくれた事に表情筋が自然と緩む
気付いたら、"一緒に飯を食おう!"と誘っていた
Aが作ってくれたという焼き鳥は絶品で、余計な油はなく、ぎっしり詰まった肉と優しめのタレがとても美味かった
だから、Aの分がないことに気づいて、無意識にあーんしていた
｢俺だけ食う訳には行かねーだろーが。ったく、ほら、食え……口開けろ。あーん｣
『・・・・///っ』！！！！
今さら引くわけにはいかず、恥ずかしい気持ちをぐっと抑えて、無表情を貫き通す
Aは躊躇いながら、パクッと1口、俺があーんしてた焼き鳥を食った
その姿がとても可愛くて、ドキッとしてしまう。
でも、それと同時に、Aの恥ずかしがる顔をもっと見たい。もっと困らせたい。そう思った
｢どうだ？美味いか？って、お前が作ったんだけどよォ……｣
あえて余裕な顔をすると、更に顔を赤くするA。ほんとに可愛らしい
｢お前、顔真っ赤！平気かよ……｣
なんて、意地悪なことをいえば、顔を赤くしたまま
『・・・・///』コクコク
と頷いた。この日俺は、人生で1番楽しくて、穏やかな昼食ができた
昼飯を終えて、Aが帰ってしまうと、他クラス、他学年から質問攻めされた
鳴上:｢晃牙ちゃん、やっぱりAちゃんと付き合ってるのね！｣
｢う、うっせーよ！｣
明星:｢ガミさん、誰！あの人誰！？彼女なの！？｣
｢なんで明星がいんだよ！｣
仁兎:｢晃牙ちん、彼女いたのか？｣
遊木:｢大神君があんなにニコニコするなんてね…｣
｢うるせーよ！根暗な放送委員は黙れ！｣
こうして平和な昼休みは終わりを告げた
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さぁ - 私は大神晃牙が最推しなので凄く楽しみながら読んでました...！体育館倉庫のところとかもうね、うん← 本当にお疲れ様でした！新作楽しみにしてます！ (2021年6月3日 18時) (
レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い好きです！更新お待ちしております┏○ﾍﾟｺｯ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2021年3月8日 14時
