10:悪意�� ページ11
モブ1:｢おーい、Aって子いる？晃牙が呼んでるぞー！｣
いきなり教室に来たガラの悪い生徒。
モブ2:｢俺たちが怖い？大丈夫だって、俺たち晃牙の友達だからさ！｣
言われてみれば晃牙先輩もピアス開けてるし、この人達と友達なのかもしれない
でも、嫌な予感がした
『・・・・・』ブンブン！
モブ1:｢首振ってる。かわいっ！本当に喋れないんだなぁ。ほら、1年が先輩に逆らってんじゃねーよ！ほら、さっさと来い！｣
ゆうたも桃李君も先輩の圧に気圧されていた。
そしてこの人たちのガラの悪さから、晃牙先輩の友達なんだと思い込んだんだと思う
私も最初はそう思った。でも、無理やり腕を引っ張られ、2年生の教室とは反対方向に向かい始めた時、明らかにおかしいと気付いた
『・・・・・』ジタバタジタバタッ！！
モブ3:｢オイオイ、暴れんなよ。ていうか、助けて欲しけりゃ｢助けてー｣って言ってみろよ！あ、喋れないんだった！｣
ケラケラと品のない笑い方をする先輩達
怖かった。助けてと叫びたいのに声が出ない
モブ2:｢可愛いね〜、口ぱくぱくして、助けてー！って言ってるのかな？声出てないよ〜！｣
私の抵抗も虚しく、ユニット練習室の奥の部屋に連れてこられた
モブ1:｢これ、本当にやっていいんだよな？｣
モブ2:｢晃牙とやったんだろ？てことはビッチじゃん？｣
モブ3:｢本当に晃牙とやったのか？なら俺たちにもやらせてくれよ｣
獣だ。この人たちは獣だ。今にも襲ってきそうな先輩達がとても怖い
モブ4:｢晃牙とやったって噂はガセだよ｣
モブ5:｢え？そうなのか？｣
モブ6:｢そうそう。俺がデマを流したの！生意気な晃牙に悪い噂が流れるのは良い気味じゃん？｣
この人達が噂を流した張本人…………最悪だ。私を助けたせいで晃牙先輩に迷惑かけてしまった
モブ1:｢オイオイ、考え事か？そんな余裕あんのかよ？｣
モブ2:｢まずは俺からなー！ってことでいただきまーす！｣
上着を脱がされ、今にも襲ってきそうな時、
｢クソッ、オイ！A！！｣
晃牙先輩の声がした
モブ2:｢馬鹿か？喋れねーコイツを呼んでるぜ？｣
ケラケラと笑い続ける先輩達
｢オイ！いんなら返事しやがれ！！｣
晃牙先輩の声が近くなってきた時、私は力を振り絞って床を足でドンドンと叩いた
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さぁ - 私は大神晃牙が最推しなので凄く楽しみながら読んでました...！体育館倉庫のところとかもうね、うん← 本当にお疲れ様でした！新作楽しみにしてます！ (2021年6月3日 18時) (
レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い好きです！更新お待ちしております┏○ﾍﾟｺｯ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2021年3月8日 14時
