【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

9ハウスのバケモン4人 ページ10

エマ「また捕まっちゃった〜っ。」

レイ「ラスト10分持ちこたえたぞ。
新記録じゃないか。」

エマ「なんでノーマンあんなに強いの？
Aもなんで逃げきれているの？｣

「いや…私はただ2人の後ろを付けていただけだよ。」

エマ「えっ?!私全然気づかなかったよ?!」

「まぁ、気配消してたからね。レイ、教えてあげなよ。」

レイ「問題、現状ノーマンやAにあってエマに無いものなーんだ？」

エマ「え!?いっぱいありすぎて…。」

「多分今エマが思ってること全部違うよ。」

エマ「え?!じゃあ何？」

レイ「戦略だ。ーーー。」

……要するに身体をフルに使ったチェスみたいなもの。

するとノーマンがこっちに来ていた。

ノーマン「レイやAは僕なんかよりずっと策士だよ。」

レイ/A「買いかぶんな。/買いかぶらないでよ。」

エマ「敵の策を読む…か…。」



ナット「やっぱ違ぇなあの4人は。｣

ギルダ「あのレベルが一度に4人…ハウス史上初だって。」

ナット「勉強も運動も異様にとび抜けてるもんな。

中でも断トツの頭脳を持つ天才ノーマン。

その天才と唯一互角に渡り合える博識で知恵者のレイ。

抜群の運動神経と驚異的学習能力で常に他3人に追随するエマ。

冷静でほぼなんでも完璧にこなせる非の打ち所のないに等しいA。

マジ何食ったらああなるんだよ!!」

ギルダ「食べてる物は同じよ♡
きっと私たちとは神経系が違うんだわ。」

ドン「要するに施設(ハウス)が生んだバケモンなんだよ！」

おーい、ドン。聞こえてるぞ。

ドン「ノーマンリベンジだ！
2回戦やろうぜ！
次、ノーマン以外全員「鬼」ってのどうよ！」

全員(せこっ…!!)

ノーマン「いいよ、捕まらないから。」

ノーマンなら大丈夫だけど、流石にせこいわ。

「じゃあ、私も逃げる。私も捕まらないよ！」

ドン「言ったなー、2人！
後悔すんなよ、最後絶対捕まえようぜコニー！」

コニー「うん！」

そうか…今日でコニーは…。

エマ「コニーもいよいよ今日で最後かぁ…」

ノーマン「また先を越されちゃったね。」

越して欲しくなかった、いや越しては行けなかった。






「入るよーコニー。」

エマ「コニー準備出来た？」

コニー「どうかな…。」

そこにはいつもとは違う黒いジャケットを着たコニーがいた。

エマ「バッチリ♡
似合ってるよ！」

コニー「よかったぁ。」

今日も私は知らぬ振りで兄弟を見捨ててしまうのか…。

キュッと胸が苦しくなった。

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