22真実の裏側の兄妹 ページ24
んー。最近疲れすぎかな…。
今日は沢山はしゃいでしまったけど、隊士達に迷惑しかかけられなかったな…。
こういうとこ…直したはずなんだけど…ここに来てからやっぱり変わったよね…私。
今の私がエマ達に会ったらポカーンってするのは間違いないわ。
でも、会いたい…。
そう、だんだんと意識が遠のいていった。
▼約ネバ再開!
レイ「ーーで、実際どう話す?」
ドンとギルダを仲間に引き入れることだ。
レイ「いいか、誰もが俺みたいにソッコーで信じると思うなよ。」
あはは…。レイったら目がガチじゃん。
ノーマン「それについては僕とエマで話した。」
「どーするの?」
エマ「本当のことは言わない。」
えっ?
エマ「下手にボロを出すと即出荷もあるかもしれない。」
ノーマン「万が一失敗しても、あの2人は生きられるかもしれない。」
エマ「嘘つきだって思われて、後で恨まれても構わない。けど、事実を話すのは今じゃない。」
図書室の目の前まで来たところで、私は声をかけた。
「本当にそれで後悔はしないの?」
エマ「え?」
ドアノブに手を掛けていたノーマンも動きを止める。
「いくらなんでも卑怯過ぎない?勿論、真実を話して信じてくれる可能性は低い。けどそれ以前にこの事を話して、ドン達が単独行動を起こす可能性もある。それで、余計にママの目が視野を広げるわ。……私は今、信じてもらえなくても、話してみるべきだと思う。
ましてや、死んでいるのに…生きているって言っているのと同じなのよ。」
私は手を握りしめる。
今まで、兄妹を見殺しにしてきた私が言えることではない。
けど…本当は助けたかった。
そんな無残に死んでいった兄妹の気持ちも考えてよ。
ノーマン「……いや、リスクが大きすぎる。
今は、話さないでおこうよ。」
……そんなのあり?
もう時間ないんでしょ!?
より彼らの不安を煽らせてどうするのよ…。
このままじゃ、きっと上手くいかない。
「……。なら、好きにして。2人が真実を知るまで、私は計画に携わらない。」
エマ「…っ!待ってよ!……っ。」
「中途半端な気持ちで脱獄は成功しないわ。」
私はそう言うと、そのまま部屋に戻った。
少しでも気づいてくれればいい。
この言葉の意味を彼女なら理解してくれるはず。
レイ「おい、いいのか。」
ノーマン「…Aが自分でなげたんだ。
今はドンとギルダが優先だろ?」
エマ「……。そうだね……。」
キィィと扉が開く。
23内通者だぁれだ?→←21番外編 3年Z組!銀八先生ー! 中間テストの問題。
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時