【黒バス】きっかけは突然に10

No.397 ページ6

『わっ…！？』

花宮「ちっ…！」



〜花宮とAは爆風で身体が浮く〜



．



花宮「っ…Aっ…！！」

『真っ…！！？』



ーギュッー
Aを強く抱き締める




．




．





．





．





．




『……ん…。』



．



あれ……。
今何してたんだっけ…？

暖かい…。
もう少し寝てようかな…。



．



＿＿何で暖かいの？

何でって……あれ…。
私…いつ布団で寝たっけ…。



．


＿＿いつ…あの寂しい家に帰ったの？

……。



．



違う…私…帰ってない…。
学校で不審者にあって…。

それから…。



．



そうだ……。

真や…皆に会って…それで…。


．




．



「っ……。



．

…ぃ……



．



ぉぃ……。




．




おいっAっ…！！」



．


っ…この声は……。



．



．





．




『ん…。((うっすらと目を開ける』



花宮「…おい…痛てぇ所は？((ゆっくり起こしながら言う」

『う…うん。
真が庇ってくれたから…。


．


って真は！？((ガッと腕を掴む』


花宮「っ…！！((眉を寄せる」

『あ…ごめん…。((力を抜いていく


．


ごめん私のせいだ…。((下を向く』


花宮「あ？何誤ってんだよバァカ。」


『だって…私の事庇ったから…！！』

花宮「テメェがそれ以上怪我したら使いもんにならねぇだろうが！！」


『っ…うん。
…わかってる。

ありがと…。((寂しそうに笑う』


花宮「っ…。((気まづそうにする」


『本当に真って不器用…。
素直に心配してくれたなら言ってくれればいいのに。』


花宮「っ…うっせぇ。」

．




．


-ｷﾞｯ……ｨ…ｷﾞｨ…-


花宮＆貴女『「！！？((音のする方を見る」』


．



．



-ｷﾞｯ……ｷﾞｨ……ｷﾞｯ…-
微かに動き這いつくばっている




『うそ…まだ動けるの……？？』

花宮「ちっ…。((Aを背に隠す」


『真！！その体じゃ無理だよ…！！』

花宮「そんな事言ってる場合じゃねぇんだよ…！！」



「…。」


-人体模型がA達の姿を目に捉える-


．


「…_…ｼﾃ……。」



『え…？』

花宮「？」


．


「…ﾛ…ｼﾃ…


．


ｺﾛ……ｼﾃ…。」


『！！((人体模型を見る』


…今…。
殺してって……。

今までそんな事…何も言ってなかったのに…。


．



．



『真…。((服の袖を引っ張る』

花宮「あ？」


『…あの人体模型…。
殺してって…言ってるの。』


花宮「！！((目を見開く」

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