【黒バス】きっかけは突然に10

No.430 ページ42

山崎「…大丈夫かA。」

『え？何で…？』


山崎「…腕切ってその時に出てきたヤツが出てきたくらいから顔色悪かったぞ。((心配そうな顔をしながら言う」

『うーん…そんなに顔色悪かった？』

山崎「…あぁ。」


『そっか…でも…。((クスッと笑う』

山崎「？？」



．



原「Aちゃーん！



．


…とザキー。」


山崎「俺をおまけみたく言うな！！」



瀬戸「おかえり。」

古橋「おかえりA…とザキ。」


山崎「お前もか！！」


『ふふっ。
…みんな居るから私は大丈夫かな。((山崎に聞こえる声で言う』


山崎「！！…確かにな。((ボソッ」

『ただいまっ！！((ニッ』



．





．






．


原「もー心配したんだよ〜？？((Aに抱きつきながら言う」

『えへへ。
ありがとかずやん。』



古橋「地面が揺れたからびっくりした。」

瀬戸「…。((コクコク
怪我はない？」



山崎「っ…。」

『そんなの無いよ。
ね、ひろやん。((ニコリ』


山崎「あ？あぁ…ねぇよ。」

原「なら良かった…。」


花宮「…。((眉間に皺がよる」


古橋「…花宮？」

『…どうしたの真。』


．

…しまったな…。
真に隠し事するのは……キツイ……バレなきゃいいけど…。



．




．


花宮「左腕どうした。」

『なんの事？
何もないよ？』


花宮「…嘘ついてんじゃねぇよ…。」

『…付いてないよ。』


花宮「…そーかよ。((ズカズカとAに近寄る」

『…。』



ーガシッ!!ー
腕を掴まれそのまま袖を捲られる


『っ…！！』


花宮「…やっぱりな。
んだよこの怪我。」


霧崎「「「っ！！((目を見開く」」」

山崎「っ…。((目を伏せる」




．


そう言った花宮の視線の先には切り傷を軽く処置した包帯が巻かれている

．



花宮「…もう一回聞くぞ。
この怪我は何だ。」


『うーん。
何と言われましても…間違えて引っ掛けちゃった？((苦笑い』


花宮「嘘ついてんじゃねぇよ。((睨みながら言う」

『…別に大した事じゃない。
何で怒ってるのよ。((むっとしながら聞く』



原「っまぁまぁ花宮、Aちゃん落ち着いて。((苦笑い」


古橋「Aにも色々あったんだろう。」

瀬戸「…。((コクコク」




花宮「怪我したのは仕方なかったかも知んねぇよ。
…だからこそ隠されんのがムカつくんだよ。」


全員「「「…。」」」


『…ごめん。((目をそらす』

山崎「Aは悪くねぇ。」


全員「「「「！！((バッと山崎を見る」」」」

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