少年期94 ページ17
名前はサクラに先にサスケの病室に向かうように促し、サクラの背中を見送る。
懐から暗部面を取り出し、しっかりと顔を覆う。
『コハル様たちもいるのか・・・』
深く深くため息をつくと、口をキュッと真一文字に結ぶとナルトのチャクラを追い、瞬身する。
「今日から私がこの里を治める、五代目火影だ…」
『あの人が綱手様…？』
若々しく見える綱手に名前は呟いた。
「のぁあああああ！！！名前！！いつの間に横に居たんだってばよ！！」
ナルトはすぐ左後ろに突如現れた少女に驚き仰け反る。
自来也/綱手「「！！」」
自来也と綱手は少し身構える。
とその瞬間名前は片膝をつき、
『お初にお目にかかります。自来也様、綱手様……いえ、五代目様。私は
綱手は異様な光景に目を見開いた。
今目の前で片膝をつくのは、ナルトと歳も背も変わらぬ、幼さの残る声色を発する少女なのだから。
綱手は自来也の方をチラリと見やる。
同じように目を見開き、口をあんぐりとあけて、いかにも間抜け面だ。
綱手「……ツラを見せろ、名を名乗れ」
『これは失礼いたしました。うちは…名前と申します』
立ち上がり、暗部面を取った少女。
その瞳はまっすぐ綱手を見つめる。
綱手はなおも信じられなく、少女をジッと見つめる。
すると名前はニコリと微笑んだ。
『五代目様、診てほしい者たちがおります。ホムラ様とコハル様のお話が終われば、うちはサスケの病室までお願いいたします。
ナルト、先に行ってるわね、綱手様と自来也様の案内頼むわよ』
ナルト「おう！」
『では、お待ちしております』
一言言い残すと、名前は瞬身で姿を消した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
里奈 - 2部出来ましたら、URLをお願いします！2部楽しみにしてます！ (2019年7月24日 19時) (
レス) id: 167fdf8826 (このIDを非表示/違反報告)
雄飛~Yuhi~ - 我愛羅が凄く好きなので、我愛羅との絡み、楽しみにしてます！！！！更新頑張って下さいp(^-^)q応援しています！！！！！！！ (2018年12月22日 23時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白いです！続き楽しみにしています。更新頑張ってください！(≧▽≦) (2018年11月4日 19時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - ベコさん» レスボタンが押せました！コメントありがとうございます(｀・ω・´)気長にお待ちいただけたら嬉しいです。私も我愛羅大好きなのでもっと出せるように頑張ります！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: bb6660352e (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 更新頑張って下さい！凄く楽しみに待ってます！ (2018年8月6日 9時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あめ | 作成日時：2018年6月2日 12時
