粗大ゴミ（新宿で情報屋をしている折原臨也）を家の前に捨てるのはやめてください。

５、無神経論者 ページ5

臨「そっか、まぁ、俺も正直、天国なんて信じちゃいない、

というかまず、駄目だよ、これからｼﾞｻﾂしようとしてる人があの世なんて気にしちゃｗ



あはははははッｗｗｗ

ｼﾞｻﾂするくせに天国ときた！なんという図々しさだろう。これだから人間は面白い。」



と、臨也さんはいきなり立ち上がり笑いだした。


私は気にせずドリンクに口を付けた。





臨「あー、はずれ、はずれ、大はずれだ。

時間を無駄にしたなあ。中学生かこいつら。

前の連中は見事に無神論者が揃ってて面白かったのに。

自分に酔ってるだけかこいつら、


死後の世界を信じる事ができるのはね、

生きてる人に与えられた権利なんだよ。

それか、死を考えて考えて考え抜いた上で出した結論なら、俺は文句は言わないよ。


もしくは―物凄い絶望に追い立てられてる人ね、金融業者に散々裏切られて追い詰められた人とか、そういう周囲からの圧力に追い詰められた人とか


貴方達の場合は、あくまで自分の内側からの圧迫でしょう？

自分で死を選んでおきながら、死後の世界に甘えるなんて許されない事だと思うよ

無いけど？」




女1「騙したのッ！？」

女2「酷いっ...」


臨「え、何で？

何で？一体何が酷いのかな。それが理解できないよ、



君達は死ぬって決めたんだからさぁ、

もうほら、どんな事を言われても気にする必要無いじゃん。

騙されても罵られても、少し後には全部消えるんだ。

俺にこうして騙されているのが苦痛なら、舌を噛み切ればいいよ。



舌を噛み切るってのは、別に出血多量で死ぬわけじゃない。

ショックで舌の残りが喉を圧迫して窒息死するんだ。

そうすれば嫌な事も何もかもなくなる。

存在しなくなるんだよ。

それなのに酷いなんて、酷いなぁｗ」





全く、この人はここになにしに来てるんだろう...


悪趣味極まりない。



そんなことよりも...眠くなってきた、


あれ...





瞼が重く目を閉じた、

まだ、臨也さんの声が聞こえる...

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