非日常の亀裂

ご飯にする？お風呂にする？それとも、 わ・た・し？ ページ10

『折原視点』

そろそろ、Aが来る頃かな、

そう思いですから窓の外を覗くと

静ちゃんと彼女が一緒にこのマンションから出てくのが見えた。

はぁ？

なんで静ちゃんがここに、それより、

なんでAが・・・

静ちゃんと・・・・



イラッ

ん？

まぁ、いいか、

俺はファーコートを羽織って外に出た。




？《今、2人が喫茶店の中に入りました。》

折「わかった、ありがとう。」




俺との約束を破って静ちゃんなんかと

出かけたAにはお仕置きが必要かな。









喫茶店に入ると窓側の席に静ちゃんとAが

楽しそうに座っていた。

そして静ちゃんと目が合い、

すごい形相で睨んできた。


静「おい、てめぇっ！

なんでここにいるんだよっ！

この飲み虫がァあああああああああっ！！！」


ドカッーン

折「しずちゃん、なんでAと

一緒にいるのかなぁ？」

あ「はぁ、先にマンションに行ってますね。」


あーあ、Aいっちゃたー。。。

どうしようかなぁ、めんどうだしっ

折「Aも行っちゃったし、

俺も帰りたいから、じゃっ」


静「おい、てめぇっー！

待てぇぇ、いーざーやぁぁああああああああ」









折「はぁ、はぁ、はぁ、

やっとまいたか・・・」



俺はマンションの方に戻った。

ガチャ

あ「おかえりなさい。」


エプロン姿の彼女がキッチンに立っていた。


あ「はぁ、

ニコッ)ご飯にする？お風呂にする？それとも、

わ・た・し？」


シーン


あ「なんか行ってください。

ボケたんですから」


折「え・・・・・と・・・、

じゃあ、ご飯先に食べるよ。」



あ「わかりました。」






折「ところでさ、さっきの

ご飯にする？お風呂にする？それとも、

わ・た・し？

って誰に言われたの？」

あ「あれ？バレてましたか。

そうですね、ここに来る途中に

狩沢さんと遊馬崎さんに教えてもらいました。

折原さんが帰ってきたら言ってみるといいよと。」


折「はぁ、、、もう、怒る気にもなれないよ・・・」


あ「？

まぁ、いいです。早く食べちゃってください。」

折「いただきます。」

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