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裏切り16 ページ32

シンタローside



リビングは、嫌なほど静かだった。


団員があいつを除いて全員揃い、
窓から光が差していてぽかぽかしている。


時計はオヤツの時間を示し、皆は各々のやりたいことをして過ごしていた。



俺はエネの相手をしていたが。




静かだった。

ただひたすらに時間を貪った。




誰もが何かに気付いていると思う。

その何かの正体はわからなくとも、何かいつもと違う空気がこのアジトに流れている、と。



エネのしょうもない話を聞き流しながらそんなことを考えた。




バンッ!!!




まったく、物事っていうものは時や場所を選ばないものだな……



つくづく思う。






ドアの先にいたのは、紛れもない裏切り者で病人のAだった。





「やぁ、諸君!元気かい?」




ユ「ひっ!!」


キ「おい、なんで来た!?怯えているだろ!」


キドがユリの近くに駆け寄る。



「まあまあ、起こらないの!

暇だから来たんだよ〜?



私だって団員なのに来たらダメなの?」




マ「あ、あなたなんか仲間じゃないもん!」



「なによ、『私たちは仲間だ。味方だ。安心しろ』って言ってたのにさ。


すぐ手のひらを返すんだ…?」


マ「それはあなたが裏切っt「証拠は?」
ユリちゃんの怪我だもん!」


「ふぅん、怪我が証拠……なるほどね〜」



貴女side



怪我が証拠。



それって、私がやってないって言うこともできるよね?




由里…


ずっと気になってる。



私の目の前にいる少女は新田由里と名乗った。



でも、昔の友達、奈々瀬由里の面影がある。






…………まさか、ね




コ「もう、ネギマあげない」


「あ、いらない」


コ「じゃあ、出てって?」


「仰せのままに」←


セ「いいから行くっす!」



うるさいなぁ。




仕方が無いので、部屋に戻る。






こんなんじゃ、真実なんて聞いてくれそうもないなぁ…

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サエ - すごい面白いです!自信持ってくだされー! (2016年2月16日 17時) (レス) id: e45c8b84bf (このIDを非表示/違反報告)
仮面被り少年…あ、少女だw - おー?どうなるんじゃ?← (2015年8月16日 0時) (レス) id: 3af62e755b (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 焼き土下座して更新をまってます(≧∇≦)って熱っ!? (2015年8月3日 23時) (レス) id: 72f7c484df (このIDを非表示/違反報告)
ウタ - 応援してます(^ ^)頑張って下さい! (2015年4月14日 18時) (レス) id: 5918e34781 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - すっごく面白かった♪続き楽しみにしています! (2015年4月4日 13時) (レス) id: 6f76fc47be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルガモちゃん x他1人 | 作成日時:2014年5月29日 20時

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