持病持ちの少女は○○団から裏切られました

裏切り10 ページ24

「ん…」



重たい目をこすって体を起こす。


あの後眠ってしまったらしい。




にしても、舞のこと思い出すなんて…

開け放された窓から冷たい風が吹いた。



「さっむ！」

布団を羽織らないとは…



そのとき、卓上カレンダーが目に入った。


「あれ？もしかして…」


カレンダーの文字に目を疑った。





今日は舞の命日だった。



裏切り者扱いされてから、曜日感覚なくなってたしな〜www
(and日にち)





……。


出来るなら行きたくないけど！

思い立ったが吉日って言うし！



行くかぁ…






着替えを済ませ、リビングのドアを開ける。


降りかかってくる水。


毎回思うんだけどさ、いつも手元にバケツあるのかな？


用意周到だね〜



私のために嬉しいな♪←





モ「セコイんだけど」

「水をかける方が変だよ？
毎回用意していてご苦労様だけどさ？」


アイドルを怒らせちゃったよwww


なんでかって言うとね、





私は今日、レインコートを着ているのです！！


完全防備済みだっ！


室内レインコートだぜ！！






そのあと、団員から色々されそうになったのは言うまでもない。

結局、かわしたけどね♪

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