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家を出てから、私はある場所へ向かった。
ある場所というのは、私がシェアハウスをする以前に住んでいた家だ。
すると、丁度その家から人が出てきた。
「いってきまーす!あ、A姉!」
遅くなってごめん。と、家から出てきたこの子は、万次郎の妹で、私の妹でもあるエマだ。
『大丈夫、今来たところだから。』
今日は久々に、エマとショッピングに出かける。
私達は、服を見たり、雑貨など。色々見てまわった。
その後、少し歩き疲れたのでカフェに入った。
『やっぱり、女の子とショッピングするの楽しい。』
そういえば、男だけだったね。A姉の家。と、思い出したように言うエマ。
「恋バナとか無いの?男と住んでるんなら、恋バナの一つや二つあるんじゃないの?」
恋バナ。あまり考えた事無かったな。
『んー。恋愛対象というより、家族に近いからね。』
「ふーん、そうなんだ。あ、それより、家帰ってきてよー!」
急に話を変えてくるエマ。
何か用事あったっけ?と、聞くと、
A姉が居ないとシンイチローがうるさい。
という、かなり切実な悩みだった。
『あー。それは、なんかごめん。』
「あっ!じゃあ、今から家来て!ウチが昼ご飯作るから!」
その後、カフェを出て、真っ直ぐ家に帰った。
家に帰ると、おかえり。と、真一郎はタバコをふかしていた。
そして、真一郎は私を見るなり、Aー!と、言って抱きつこうとしてきたので、
ほっぺにビンタをしておいた。
.
エマが、お昼を作っている間、私と真一郎はソファに座って待っていた。
「いてぇ。殴る事ねぇじゃん。」
『ごめん。不審者かと思って、咄嗟に手が出ちゃった。』
ひでぇ。と、泣き真似をしてきたが、放っておいた。
「てか、足出し過ぎ。シャツも透け透けじゃん。」
朝にも同じ事を言われた。
『可愛いでしょ?』
真一郎は、可愛いけど。と、言いながら、なんとも言えない表情をしていた。
そして、エマが作った昼ご飯を美味しく食べた後、
真一郎は、ソファに座っていた私の太腿を枕にして寝てしまった。
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虹色花丸(プロフ) - アソパソマソさん» リクエストありがとうございます!更新も頑張らせて頂きます!(≧∀≦) (2022年1月9日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
アソパソマソ - リクエストしても大丈夫ですか?体調不良で戻してしまう夢主ちゃんを春千夜が看病する話読みたいです。面白いです!更新頑張って下さい‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - わぁぁぁ…‼︎‼︎ありがとうございます‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
虹色花丸(プロフ) - にっこり。さん» リクエストありがとうございます!面白いと言って頂き、とっても嬉しいです(о´∀`о) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - コメント失礼します。リクエストしてもよろしいですか?過呼吸の夢主ちゃんの話が読みたいです!この小説面白いです‼︎楽しみにしてます(*^^*) (2022年1月7日 23時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年8月24日 22時