検索窓
今日:6 hit、昨日:15 hit、合計:101,829 hit

お出かけ【リクエスト】 ページ13

『んー。やっぱり無難にパンツかな。』




でも今日は暑いしな。と一人、部屋で悩んでいた。





今日は久々にお出かけに行く。




『やっぱり短パンにしよ。』





私は、シースルーシャツに短パンという、涼しめの格好にした。




メイクにも、寒色系を取り入れ、夏にぴったりな容姿に仕上げた。





そして一階へ降り、髪の毛は竜胆にお願いした。





『竜胆、髪の毛結って。』






竜胆は私をソファに座らせ、ブラシとヘアゴムを取りに行った。





竜胆が居なくなった途端、蘭ちゃんと春千夜が両サイドに座ってきた。







「A〜♡こんな、えっちな格好して何処行くんだよ。」





二人は、太腿を触ってくる。





『遊びに行くだけだよ。』






「は?ンな事、ハルちゃんは許さねーぞ♡」





「蘭ちゃんに内緒で、男と出かけようとしてたんだ♡」






相変わらず、過保護な二人。それに、男じゃないし。







この攻防戦は、竜胆が戻ってきてからも続いた。





竜胆からは、どんな髪型が良いの?と、聞かれたので、ポニーテール。と、答えた。






蘭ちゃんと春千夜は、その後も私にダル絡みしてきた。





「なあ、足出過ぎだろ。短パンやめろよ。」





遂に、服にもダメ出ししてくる春千夜。






私は、涼しいから良いじゃん。と、答えた。







「服、透け透けじゃん。他の奴に見られたらどうすんの?」




大丈夫だよ。と、言っても。俺がヤダと言う蘭ちゃん。





言い合いを続けているうちに、髪の毛を完成させた竜胆。




「出来たぞ、A。」




いつも通り、綺麗に仕上げてくれた。




『ありがとう、竜胆。』









.









私は、この前新しく買った、サンダルを履き扉に手をかけた。




『それじゃあ、行ってくるね。』





蘭ちゃんと春千夜からは、ナンパされたらすぐ殴れよ。と、言われた。





断る前に殴っちゃ駄目でしょ。





「いってらっしゃい。」





竜胆だけは、快く見送ってくれた。




私は、行ってきます。と、言って家を出た。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (196 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
829人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

虹色花丸(プロフ) - アソパソマソさん» リクエストありがとうございます!更新も頑張らせて頂きます!(≧∀≦) (2022年1月9日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
アソパソマソ - リクエストしても大丈夫ですか?体調不良で戻してしまう夢主ちゃんを春千夜が看病する話読みたいです。面白いです!更新頑張って下さい‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - わぁぁぁ…‼︎‼︎ありがとうございます‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
虹色花丸(プロフ) - にっこり。さん» リクエストありがとうございます!面白いと言って頂き、とっても嬉しいです(о´∀`о) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - コメント失礼します。リクエストしてもよろしいですか?過呼吸の夢主ちゃんの話が読みたいです!この小説面白いです‼︎楽しみにしてます(*^^*) (2022年1月7日 23時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年8月24日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。