Are you ok？？【スマブラSP】

失敗は成功のもと ページ8

A『えぇ？！』


テリー「あのヒョロ長くんの、何がいいっての？」

ただ純粋にキラキラした眼差しで見つめられると、からかっていない事がわかる…



A『ま、…まだ出逢って初日ですよ！？好きとか、そんなっ…』



テリー「ふぅーん、じゃあオレはアンタをものにできるってチャンスがあるわけだ…」


A『昨日のあれは…じょ、冗談ですよね？アメリカンジョークですよね？！』

テリー「冗談じゃないよ。俺は冗談は言わない。
特に女の子の前では」





その顔があまりに真剣だから何も言い返せなくなる。
私が黙っていると、テリーさんはぱっと顔を明るくさせた。




テリー「まぁでも今は慣れる事が先決だよな！
たくさん仕事をこなしてく内に、生活に余裕が出てくるはずだ！デートはそれからでも遅くは無い！」



仕事…そうだった…



A『…』



テリー「ん？どうしたんだ？何かマズイ事言っちまったか？」


A『実は…』




私は今日あった失敗を話した。




テリー「おお……気にすんなよ。最初ってのはそんなもんだ！ミスするのは悪い事じゃないさ。何故なら…」



A『なぜなら…？』


テリー「改善して学ぶチャンスがあるからだ！それに、一度ミスをしたら次は絶対に大丈夫だ！」



A『…ありがとう、テリーさん』



ふいに涙が溢れそうになる。
テリーさんの優しい言葉が、私の心をじんわりと熱くさせた。



テリー「いつでも相談に乗るぜ。なんでも話してくれよ」



そういうと、テリーさんは立ち上がった。



テリー「次の乱闘があるから俺はもう行くよ。
デートできる日を楽しみにしてるぜ。じゃあな」




そう言うと、テリーさんは行ってしまった。
話してよかったな……
心の内側がスッキリしたような…


で、でもデートなんて…恥ずかしいっ…
いつか…いつか恋に発展したりするのかな…





ベレト先生は…すごくカッコよくて、落ち着いていて正直好きなタイプだけど…
でも、恋とはまた違う憧れなのかも…




ベレト先生…









【ベレト「時間があったら食事をしよう」】






…しまった！ベレト先生！



一緒にご飯をする約束が！



時計を見ると、既に12時36分！



もうお昼食べちゃったかな…



急いで探さないとっ！

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