テリーくんはからかい上手。 ページ4
A『ご、ごめんなさい…勘違いして…』
テリー「ん、いや、構わねぇさ。まぁ、あの連中と居たら確かに怖い…かもな」
ベレト「……」
ベレト先生は私たちの顔を交互に見ていた。
様子を伺ってるって感じで。
テリー「で、このこけしみたいな顔した兄ちゃんとはどんな関係？」
ベレト「…ベレトだ」
A『彼は私のお世話係なんです。
じつは…』
私は事の流れを説明した。うんうんと頷くテリーさん。すると、ベレトさんを見て続けた。
テリー「オーケー。じゃあ、オレが代わりにお世話係になってやるよ。
オレと彼女はあんたより先に出逢ってるからもう知り合いだろ？
信頼を築くにはちょっとでも知ってる奴の方がいいに決まってる！
決定！さ、ベレトくん君はいつも通りに生活していいぞ〜オレはこのお嬢ちゃんの世話をしっかり見てやるからさ！」
【そんな急には無理ですよ！】
【マスターが適任を選んでくださってるんです！
勝手な行動を慎むように…！】
テリー「おお…ソーリー…わかったぜ、お世話係は諦める。その代わり…なぁアンタ」
テリーさんが私の前に座り込み、にこりと笑いかける。
テリー「…オレの彼女にならないか？」
A『っ！！』
ベレト「…それはいささか急すぎるんじゃないか。」
A『か、からかってます？』
テリー「嘘じゃないって。オレが言ってる事は全てホント。」
その笑顔は嘘じゃないんだろうけど。
この気さくさ、逆に怖いっ！
A『すぐにはっ…その…まだ来たばかりですし…』
テリー「そうか…でも、オレは諦めちゃいないぜ。
こけし君に変なことされないように気をつけなよ。
…じゃあな、ハニー」
そう言うと、私のおでこに軽くキスをした。
そんな事今まで一度もされた事無かったから、私は顔から火が出るくらいびっくりした。
ベレト「…テリー・ボガード…要注意人物。」
ベレト先生はふぅと一息つくと、私に向き直った。
ベレト「話が逸れてしまった…何か困った事があるなら遠慮なく言ってくれ。
部屋まで案内しよう」
淡々と話すベレト先生。
…初っ端から色々展開が早すぎる…
それに、私…彼女にならないかなんて初めて言われた…
まぁ、多分からかってるんだけど。
テリーさんが悪い人じゃなくてよかった…
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R＊I＊S＊E(プロフ) - けんとさん» けんとさん、コメントありがとうございます！ベレト先生、私も大好きです！(笑)何回も読み返してくださってるなんて、とっても嬉しいです！ありがとうございます☺️」 (2022年4月29日 18時) (
レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
けんと - めっちゃおそーいコメントですねすみませんベレト先生が大好きなけんとともうします。先生のツンデレ(?)尊い！面白くてついついコメントしちゃいました。何回も読み返して愛読させていただいてます! (2022年3月7日 14時) (レス) @page48 id: 21bf1c19d6 (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - ライラさん» ライラさんいつも応援ありがとうございます！私も気合いが入ってます！夢主はどちらに心奪われるのか…是非、今後もお楽しみくださいませ！ (2021年5月18日 18時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - 今度はテリーとベレト先生ですか!かなり正反対な二人なので、面白くなりそうですね! (2021年5月17日 21時) (レス) id: 0b6a0d6dce (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - Gravityさん» Gravityさん、いつもご愛読ありがとうございます(^^)テリーは作者も登場させたかったので作る方もとっても楽しいんです(笑)がんばります！ (2021年5月13日 10時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
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