Are you ok？？【スマブラSP】

お見送り ページ30

ー翌朝ー




私は例外なく6時に目が覚めた。
いつもよりハッキリした目覚め。
そして私はキッチンへ一直線！




さぁ…作るぞ！



師範が起きるまで大体1時間。
それまでにお弁当を完成させなきゃ！



A『えっと…まずはおにぎりと…おかずは…』









そしてバタバタと忙しくお弁当作りは終わった。
我ながらうまくできたと思う。
師範、喜んでくれるかな…






そうこうしてる間に日が昇って師範が起床した。




ベレト「…おはよう。早いな。」



A『師範！おはようございます！あの、これ…お弁当です！』


私は師範へたった今できた手作り弁当を差し出した。


ベレト「作ってくれたのか…？」

A『はい…！』


ベレト「ありがとう。…今日一日頑張れる気がするよ」


A『…！』


どきん！
師範は少しだけ顔を綻ばせた。
本当に、少しだけ。
私はその表情にどきまぎしてしまっていた。




ベレト「じゃあ、自分がいない間も鍛錬は怠らないように。寝る前に鍵の確認、ガス、火の元は要注意。
出かけるときは必ず施錠！
何かあったら管理人…か、テリーに伝えてくれ。」



A『はい！わかりました！』


ベレト「じゃあ、行ってくる」


A『いってらっしゃい！頑張ってくださいね！』



ベレト「ああ…
…っ！！」



A『師範…？どうしました？』



ベレト「…いや、なんでも。じゃあ、頼んだぞ」









　


どうしたんだろう…師範、ちょっと様子が変だったな…






私はこの時、なぜもっと早く師範の様子がおかしい事に気がつかなかったんだろうと後悔する事になる。



そして…



まさかこの後、【あんな事】になるなんて…



この時は思いもしなかったんだ。

リアルな夢→←本当の事

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す