Are you ok？？【スマブラSP】

テスト開始！ ページ25

ートレーニングルームー



ベレト「予習は10分間！それが終わったら筆記テスト、そして対面でのテストだ。
頭を柔らかくしておけよ」




ひぃぃー！やっぱり師範はバリバリ教育者モード！
この時の師範は鬼のように厳しいから気が抜けない。



…普段は気の抜けてる部分もあるのに…
(コケシ君とか呼ばれてるし)







ベレト「10分経った。さぁ、始めるぞ」



　



そしてテストが始まった




A『(問題がびっしりと書いてある…えっと…この動作はなんと呼ばれるか…確か…)』




テストは基礎の基礎から応用までびっしりと作り込まれていた。
私は必死に頭を使い、そして30分後…




ベレト「終了！」


A『…終わったぁ…』



ベレト「手応えは？」


A『……なかなかです』


ベレト「採点したらすぐに返す。50点以下は赤点。補修だ。
さぁ、10分休憩を挟んで、15分後に実技のテストだ。しっかりウォーミングアップしておくように」



A『はい！』




そして私はウォーミングアップを始める。
手足の柔軟も必要だけど、大事なのは戦法！決意！そして…勢い！



緊張で胸が高鳴る。もちろん、そうなると息も切れる。
なるべく落ち着いて。テストとはいえ、師範は本気では来ないはず…
だけど、私は本気で挑まないと！


私が気合を入れ始めた頃、トレーニングルームにノックの音が響いた。



ベレト「…？誰だ？」



テリー「俺だよ、テリー！開けてくれないか？」


ベレト「…どうぞ」




そこに現れたのはテリーさんだった。




テリー「おー、A！やってるな！今日がテストの日だろ？アンタの実力、見に来たんだ！頑張れよ！」



A『て、テリーさん！』



余計に緊張するよ…



テリー「なぁ師範君、見ていてもいいか？」


ベレト「別に構わないが自分は師範という名前じゃない」







そして時間となりついに実践式のテストが始まった。
緊張感が漂う中、師範は続けた。





ベレト「これより実技を開始する。時間は30分。
俺の攻めが2回、Aの攻めが2回。
俺の合図が出るまで戦い続ける。…いいな？」


A『は、はい！』



ベレト「ここは戦場だと思え。容赦はしなくていい。今の実力を試したい。」




サッと師範は剣を構えた。
私も続けて剣を構える。





テリー「A！腕あげすぎだ！リラックスリラックス！」



A『ひゃ、ひゃい！』


ま、まずい…ますます緊張してきた…

作戦→←迎えた朝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す