Are you ok？？【スマブラSP】

ライバル登場…？ ページ19

その後も私たちはショッピングを楽しんだ。
そろそろお昼を…と言うときに突然後ろから声がした。




「あら〜？テリーじゃなあい？」




テリー「…キャシー…久しぶりだな！」



そのキャシーと呼ばれた人はなかなかの美人だった。
胸が開いた服を着て、赤いリップに細い足…
スタイルいいなぁ…
私がかすんじゃう。
…ていうか、誰？！




キャサリン「…最近あたしの店に来ないから心配してたのよ〜前はあんなに情熱的な言葉をかけてくれたのにぃ〜」



甘ったるい声でテリーさんの腕に絡みつく。
私がいるのにお構いなし。


テリー「おいおいキャシー…勘違いするような事はよしてくれ。Aもいるし」


キャサリン「あら、だぁれ？その子？」



テリー「A。俺のいる寮に新しく来た雑務係の子さ」



キャサリン「…テリーの彼女？」



テリーさんに絡むときの声とは違う、ツンとした冷たい目で私を睨んだ。



テリー「…違うさ。…友達だよ…」




ズキン…



友達…



いや、突然っちゃ突然なんだけど…ね…




キャサリン「なぁんだ！！彼女じゃないのね？！そりゃそうよ！テリーと釣り合うはずないもの！
B級だもんね？その子」


パッと明るい表情になったが、なんとなく、馬鹿にされてる気がする…



テリー「ははは！B級…ボインだな？？」




快活に笑うテリーさん。
こんなギスギスした空気でも、明るいジョークを言ってくれる。


キャサリン「ボインですって？！私の方がっスタイルいいわよ？！」



テリー「ははは、もういいじゃないか。
その様子じゃ元気そうだな！安心したよ。
また店に行くから…じゃ、な」


キャサリン「絶対によぉ〜？ひとりで来てよね？あなたと熱い夜を過ごせるように…」









A『…すごい人だったね』



テリー「ああ。久しぶりに会ったが、相変わらずだな」


A『…あの、どういう関係？情熱的な言葉…とかやんちゃら…』



テリー「ああ、あれか。なんか勘違いしてるみたいだな。彼女は昔店をオープンしたいって事で手伝った事があってな。
その時に繁盛するようにエールを送ったらなんか勘違いしちまったようでな。」


A『……でも、ありがとうテリーさん。
私が目をつけられた時にジョークを言ってくれて…』



テリー「…ん？本当の事だろ？」


A『〜〜！！』




テリー「スリーサイズ、当てようか？
上から9…」



A『や、やめてっ！///』


テリーさんって、たまに謎っ！

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