Are you ok？？【スマブラSP】

アンニュイな1日。 ページ15

A『…。(師範…テリーさん…)』




昨日のテリーさん…なんだかカッコ良かったなぁ…
私の事、あんな風に言ってくれて…
お酒は飲み過ぎたのはまずかったけど、結果的に楽しかった…
いずれ師範とも飲みたいな…





…11時までに。





テリーさん……
次に会った時謝らなきゃ……
テリーさんだって悪気は無いんだもん…迷惑かけちゃったけど、テリーさんも気にしてたらどうしよう…




うう…だめだ、仕事中だぞA！集中、集中…




【Aさん！鍋、鍋！】





A『え？…あっーーーー！！！』







　






何とか今日の仕事を終え、一息つくために部屋に戻る。
きちんと整頓された部屋。
そういや私、昨日部屋出る前に服、そのまま置いてたな…
師範は私の服もちゃんと畳んでくれてる…布団も綺麗に…








私、女子力無いな…






なんだか自分が情けなくなって涙が出てきた。
初日で仕事でミスばかり、門限を破り、自分の管理も出来ずにお世話係の仕事を増やす…




…ダメだなあ私…




テリーさん、私、こんな奴ですよ…
家庭的じゃなくて不器用。
テリーさんもこんな私の姿を見たら幻滅するよ…




それから…師範…



ごめんなさい…








A『……すぅ…すぅ…』









…あれ？なんか物置がする…？




師範…帰って来たのかな…




ああ私また寝てる…



ダメじゃ無い、起きておかなきゃ…



でも、ダメだ…眠くて体動かないや…








………






あ……






あったかい…毛布、かけてくれたんだ…






これじゃお世話係と言うか…








お母さん…






【…………___】





ん…何か言ってる…？





ああでも何も聞き取れないや…





今はただ、休みたい……









　





A『……！今何時…！？』


時計を見ると16時半。どうやら2時間くらい眠っていたみたい。




A『いけないっ…ご飯の支度、しなくちゃ…』





私は慌てて起きて、エプロンを着た。
師範が帰ってくる前にご飯作っておかなきゃ…！





それで、ちゃんと謝るんだ…昨日の事、今までの事…！！

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