#7 セフィロスの声 ページ8
【それではA様の仮のお世話係はあなたでよろしいでしょうか?】
クラウド「あぁ。構わない。
それより、Aの本当のお世話係のファイターだが…奴は危険だ。
お世話係に向いてないし柄じゃない。
はっきり言って、選んだヤツは頭がおかしい。」
A『そ、そこまで言わなくても…』
クラウド「あんたらの力で、奴を強制的にお世話係から外すのはできないのか?
仮のお世話係ができる事は限られているんだろう。
これは意見では無く忠告だ。
セフィロスを今すぐにお世話係から下せ」
【それはできません。
全ては、マスター様のご意志によるもの。それを尊重しないとするのは、裏切り行為となります】
A『このままだと私の身が危ないかもしれません。私の安全を保証するお世話係が敵対していては、意味がないのでは無いでしょうか?』
【マスター様の意見は我々ではどうにもできません。
仮のお世話係を作るのも、ルール違反スレスレです。
そして、お世話係は安全を保証するのでは無く、あくまでA様にこの寮を快適に過ごすための手助けをする役目に過ぎません】
クラウド「困っているんだろう。なんとかしてやるのがあんたらの役目じゃ無いのか?」
【残念ですが、ここではあなたの意見を通す事はできません。
それに、お世話係に権利を放棄する意思がなければいかなる事でも変更はできません】
A『……お世話係は代理を立てたら3日以内であれば変更ができますよね。
彼は、私と直接コンタクトを取ろうとしません。
これは権利放棄では無いでしょうか…』
クラウド「そうだ。奴はここに来てから一度だって姿を現さない。
つまりは、お世話係など無いに等しい。
Aが危険な目にあって、あんたらの首が飛ぶかもしれないんだぞ」
【それ以上の言及は許可しません。】
クラウド「っっ…!!」
A『…そうよ、私は…彼の事をなんに、も…』
あ…
この感触……
【来る】…
【その必要は無いA。
全て、私に従えば怖くは無い…
私を求め、私を探し出せ…
おいでA。
私を求めるその心こそが、私の原動力なのだ…
私に会いたければ…
もっともっと私の虜になれ…】
A『うっうう…セフィロス…
っ…う…うぅ…』
クラウド「!!また様子が…さては、セフィロスが…」
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R*I*S*E(プロフ) - ヤングなゼアノートさん» コメントありがとうございます!そうです。(意味深)なんですよ!😁倒したはずなのに、またふらっと夢主達の前に現れそうですね(笑) (2021年11月9日 8時) (レス) @page46 id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ヤングなゼアノート - やはりセフィロスは夢主の星となったか…(意味深) (2021年11月9日 0時) (レス) @page47 id: c4f3196c1b (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ライラさん» ライラさん!いえいえ、じゃんじゃんコメントお待ちしてます(^^)そうなんですよ!作者は何度もFF7のクラウドとセフィロスの会話シーンを見て研究してました!(笑)本編でも似たようなセリフがいくつかありますね(^^)ベレス先生は地味に無くてはならない役所です☆ (2021年5月4日 21時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - 何回もコメントして本当ごめんなさいm(_ _;)m今更なんですけど所々FF7のセリフが散りばめられていたのに愛を感じました。あとベレス先生もいい役してますね! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 0b6a0d6dce (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ライラさん» ライラさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(><)ふたりとも私の中でお気に入りキャラです!楽しんでいただけるのであれば幸いです☆ (2021年2月25日 0時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
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