第424夜 ページ34
ｼﾝﾄﾞﾊﾞｯﾄﾞ「ヤムライハは今すぐに魔法道具の開発に取り掛かってくれ。難しいとは思うが頼んだぞ。」
ﾔﾑﾗｲﾊ「仰せのままに！王よ！！！」
ｼﾝﾄﾞﾊﾞｯﾄﾞ「他の者は各自鍛錬に励んでくれ。もし組織と戦争になった時には力を貸してもらうからな。俺はシンドリアを離れることになるから留守中の護衛も頼む。」
「「仰せのままに、王よ。」」
マスルールさんとドラコーンさんはそう言うと、部屋を出ていこうとする。マスルールさんはモルジアナを呼んだ。稽古をつけるつもりだろう。
ﾔﾑﾗｲﾊ「アラジン君。ちょっと手伝ってくれないかしら。」
アラ「うん！」
ヤムライハさんはアラジンをちょいちょいと手招きして部屋の外へ連れ出した。
っつーことは、魔法道具の開発にアラジンが必要ってことか………？
ｼﾝﾄﾞﾊﾞｯﾄﾞ「さて、俺は紅玉姫のところへ行ってこようかな。」
部屋に俺とシンドバッドさんの二人きりになった時、シンドバッドさんが椅子から立ち上がった。
アリ「もう帰国命令が出たと伝えるんですか？」
ｼﾝﾄﾞﾊﾞｯﾄﾞ「いいや。姫君が全身魔装できるかどうかを確認するんだ。別に俺が抱えて煌帝国まで行ってもいいのだが……それでは彼女の心臓が持たないだろう？」
アリ「あ、そ、そっすね………」
すげぇ……さすが七海の覇王……自分に自信ありすぎだろ………確かに紅玉さんの心臓は持ちそうにないけど。
ｼﾝﾄﾞﾊﾞｯﾄﾞ「君も行くかい？」
アリ「あっ、は、はい！是非！」
丁度紅玉さんと話したいことがあったんだ。
俺はシンドバッドさんの後ろについて歩いた。
ﾔﾑﾗｲﾊ「早速だけど、アラジン君。Aちゃんのルフを連れてくることはできる？」
アラ「………Aおねえさんのルフを？」
ヤムさんがいつも使う実験部屋に入ると、突然そう言われた。呼ばれた時にもおかしいと思ったのさ。僕には魔法の知識も少ないし、ましてや魔法道具なんて作れないからね。
ﾔﾑﾗｲﾊ「ええ。魔法道具を作るために必要なの。無理だったら他の案を考えるけど………」
一体、どんな魔法道具を作るつもりなんだろう。
アラ「いや、やってみるよ、ヤムさん。」
この力………どこまでルフに干渉できるかわからないけど、使ってみるしかない！！
アラ「ソロモンの知恵！！！！！」
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riba(プロフ) - Shuka*さん» Shuka*さんコメントありがとうございます！この作品無駄に話長いんで……すみません大変でしたよね笑 わざわざ読んでくださって本当に嬉しいです〜！これからも頑張ります！！！！ (2017年7月26日 23時) (
レス) id: 2aa2cb58f7 (このIDを非表示/違反報告)
Shuka*(プロフ) - すっごく面白いです！！読み始めて2日目で今出ているところまで読んじゃいました！笑 本当に続きが楽しみですです！更新頑張ってください！ (2017年7月26日 23時) (レス) id: f9bfcf9f30 (このIDを非表示/違反報告)
riba(プロフ) - 紅葉 モミジさん» むしろ私のこの夢小説のほうがおまけだと思いますよ！？紅葉モミジさんのイラスト集、応援しております！！！頑張ってくださいね！！！！！ (2017年7月23日 19時) (レス) id: 2aa2cb58f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 モミジ(プロフ) - ribaさん» いえいえ、そんなそんな！ありがとうございます！ribaさんの作品の素晴らしさを知って頂きたいだけです！自分の絵なんてただのおまけです！これからも応援しております！ (2017年7月23日 19時) (レス) id: 3c6dd2441c (このIDを非表示/違反報告)
riba(プロフ) - 紅葉 モミジさん» 全然構いません！許可なんてむしろいらないですよ載せてください！！笑 この素晴らしいイラストをみなさんに早く見ていただきたいですから笑 (2017年7月23日 18時) (レス) id: 2aa2cb58f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riba | 作成日時：2017年5月5日 19時
