3,銭湯にて ページ5
〜おそ松 side〜
おそ「むっす〜…」
チョロ「あのさおそ松兄さん。銭湯向かってる時も湯船に浸かってる時もずーっと思ってたけど、そろそろ機嫌直せば?」
おそ「だってよー…俺だけだよあんな酷いの。お兄ちゃん傷ついちゃう!もうちょっと優しくしてくれてもよくない?」
コーヒー牛乳を十四松に渡しながら答える。
チョロ「皿のことAに言われたの何回目だと思ってるの?ほぼ毎回言われてるよ?」
おそ「うっ…」
チョロ「それなのにあの程度で済んでるって大分優しいと思うけど」
おそ「うぐぅっ…」
銭湯を出ると生温い風が頬を撫でる。
Aがなんやかんやで優しいのは知ってるつもり。
あーだこーだ文句言いつつ、本気ではないんだ。
そういえば中学校入るまではお兄ちゃんにべったりだったのにな。
いつからだったろう。
Aが弟ばかりを気にかけるようになったのは。
いつからだったろう。
Aが兄と少し距離を取り始めたのは。
…ダメだ。
おそ「あーっ!わからん!」
カラ「どうした?兄貴」
おそ「ん?あーいや、Aのことでちょっと…」
一「?Aがどうかした?」
おそ「…いや、俺もわかんねーからいいや。それよりチビ太んとこ行かね?」
チョロ「金ないでしょ…」
トド「大丈夫でしょ!」
十四「おでん!おでん!」
おそ「うし!じゃ行こーぜ!」
そうして俺達は家にお風呂セットを置いて、チビ太の屋台へ向かったのだった。
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夜風 樹(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます!リクエストということでよろしいでしょうか?では、番外編でほんの少しだけ書いてみます。気長にお待ちくださいm(_ _)m (2018年4月4日 8時) (レス) id: 18422badd9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 秋と付き合うエンドが見てみたいです! (2018年4月4日 3時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜風 樹 | 作成日時:2017年5月10日 23時