第10話 ページ10
ミナト「じゃあ、これを」
ミナトさんがホルスターから取り出したのは、
飛雷神用の術式クナイ。
ナルト「これはAが持ってるクナイと同じだってばよ？」
ミナト「なんだって？これは特注だよ？君が持っているはずが......」
A「あなたの未来がこうなった、ってことですよ」
ミナト「(この子は、もしかして......)」
A「ナルト、先に行ってろ。私はまだこの人と話したいことがある」
ナルト「はぁ！？まーた俺だけ仲間外れかよ！フンッ、別にいいってばよ。
俺が一人でサーラを守ってやっかんな！」
ツンと口を尖らせながらそう吐き捨て、
一人長い廊下を走っていくナルト。
そんな彼の姿が
完全に見えなくなったところで、
私はミナトさんに向き直った。
ミナト「話したいことって、何かな？」
A「これを、ミナトさんに」
私も、
ミナトさんに術式クナイを渡す。
ミナト「え？あ、僕の名前......」
だが、
渡したクナイではなく、
私の発言に反応を示した。
A「もう初めて会ったときから分かってますよ、あなたたちの正体は」
チョウザ「え？」
シビ「俺たちもか？」
A「はい。未来で何度か任務をご一緒させていただきましたからね」
ミナト「君は、感知タイプなんだね」
A「ま、血継限界を使えば千里以上の人間を感知できますがね」
ミナト「間一族の、血継限界......？」
私はあれから里を抜け、
極秘の潜入任務として暁の仲間になり、
組織の目的を調べがてら間一族の村、
間村で約3年ほど修行していた。
そこで得たものは、
血継限界である3つの目と
犬の仙人モードと尾獣モード、
そして9匹の尾獣のチャクラを合わせて
造られたという零尾の“
つまり、
私は零尾の人柱力となったわけだ。
零尾は、
間村の中心部にある
祠の奥深くに眠っていた。
どうやら、
千人に一人が開眼するあの目を持った者が
代々零尾の人柱力となる、
という掟がずっと昔からあったようで、
必然的に私はそいつの人柱力となったのだ。
A「その話もあとですよ。
では、私は隊長さんに一通り報告しなければならないので、これで失礼します」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NASHI(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます！最高の褒め言葉です！ (2021年9月21日 0時) (
レス) id: 6c37ac4e06 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - タブレットで操作しています!はじめまして!とっても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NASHI | 作成日時：2018年1月13日 11時
