検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:47,480 hit

恋愛£46 ページ25




アル「ごめんね…A…ごめんなさい…っ!」



涙を流し続けながら謝るアルバ。




私はアルバの元に駆け寄り、アルバを抱きしめた。








アル「!?」


ソロ「!A…」





強く、強く抱きしめた。


いつの間にか私も泣いていた。



アル「…離れてよ。私は、ただ謝りたかっただけ…もう、いくから…」



ぐっとアルバが離れるのを抑え、ぎゅぅと抱きしめた。



アル「…っ、な、何!?もう私は居場所はない!ここにいても許されない!だから私は消えるの!どいて!」


離れようとするアルバを抑え、私はフルフルと首を振って否定した。



アル「お願い…離れ…っ」


すると急に静かになって、抵抗する力が弱くなった。


そして、私にしか聞こえないようにボソッと呟いた。



アル「…なんで、離れないの?私、君に酷いことをしたんだよ?どうしてなのさ…」



それはね、アルバ…



「…っ、…〜!」


声が出ない。イライラする…なんで出ないの!



お願い!アルバに伝えたいの!!!









ピィ、ピィ…









"アルバ!!"






アル「…!?えっ!?」


ソロ「なんだ!?Aの声が聞こえたような…」


ファ「聞こえたアル!」


セッ「なんだこの鳥たちは…」


ワヒ「うおおお!いっぱいいるぞ!」

イス「…!!」


シバ「これは…」


ウー「まさかこれはルフ!?おおおお!俺の研究が実を結んだぁぁぁ!!!」


イス「何もしてねーじゃん」


ウー「あ、ごめん」









みんなルフを知らないの?


それより…少し魔力が元に戻ったようね。




"アルバ…そんなに自分を責めないで"







アル「!?あ、Aの声が聞こえる!?」



"この子たちを通して、私とあなたは会話してるの。まぁ、他の人にも聞こえるけどね…"



そっと一匹のルフを手に乗せ微笑んだ。


周りは騒がしいほどにルフが鳴いて、煌びやかに光っていた。



アル「そう…なんだ。…責めるなって言われても無理、だよ…」



"どうして?全部アルバが悪いってわけじゃないのに…!"


アル「悪いさ。だって私、Aに恋の意味を教えなかったし、Aが最初からソロモンが好きだってこと、わかってて教えなかったし」



ソロ「え!!?」



"!?あ、アルバ!!"


私は慌てた。

恋愛£47→←恋愛£45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
設定タグ:マギ , ソロモン , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

陸奥 - 面白かったデス! 私は絵が壊滅的だから描けないけどりぃりぃ♪さんの絵はものすごく上手いデスヨ!うらやましいデス! (2016年2月28日 12時) (レス) id: 0fa1f9a3de (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - 面白かったです!良ければ特別編や番外編なども作って欲しいです!(≧∇≦) (2015年8月9日 20時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - 乙姫さん» おお!お願いします〜(≧∇≦) (2014年12月23日 20時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
乙姫(プロフ) - 夢主描いていいかな? (2014年12月23日 17時) (レス) id: 28e2e11b2e (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - ハンナさん» おけ!ありがとー!! (2014年11月5日 16時) (レス) id: e7f9a645cd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りぃりぃ♪ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2014年8月31日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。