恋愛£41 ページ20
＊
数日後
「ん…」
ふと目が覚めた。
長い長い夢を見た気がした？
「…」
無言で体を起こした。
ズキッ
「…！」
思わず顔をしかめた。
傷が痛い。見ると、体のところどころに包帯が巻かれてある。
ふと、壁にもたれて眠ってるソロモンに気付いた。
「…」
ソロモン…ずっと看病してくれたの…？
そう思うと胸がキュンと鳴る。
ソロ「ん…A…？A！！！！」
起きたらしい。ソロモンは私のとこに駆け寄って私を抱き締めた。
「…っ///」
ふわっとソロモンの匂いがした。
ソロ「Aっ…よかった…よかった…！」
泣いてる…？
また、泣いてるの？ソロモン。
「…」
ダメだよ。泣いちゃ
そう言おうとしたのに
「…〜っ、〜…！」
声が出ない。
カヒュ、ヒュ、という音しか出ない。
ソロ「…A？まさか、声が…」
嘘…
喉を、斬られたから…？
ソロ「…と、とりあえず…みんな呼んでくるな！」
私が頷くとソロモンは部屋から出て行った。
「…」
アルバに斬られたせいで、喉の器官が…
魔力もないし、ルフに通して言葉を伝えることもできない。
どうすればいいのか…
周りを見渡して目についたものがあった。
紙と、ペン。
そうだ、これを使えばいいんだ。
シャッシャッと紙にペンを走らせ、文字を書いてたらノックをする音が聞こえた。
ソロ「入るぞー」
と、ソロモンの後に次々と人が入ってきた。
ファ「A！！！大丈夫アルか！？」
ファーランは私に駆け寄って肩を掴み、目を見開いて叫んだ。
『大丈夫だよ』
と、紙に書いてファーランに見せた。
ファ「！？A…声…！！」
コク、と頷いたらファーランはヨロヨロと後退りし、手を口に当てて泣いた。
「…！？！」
そしてワヒードがその背中をさすり、慰めてた。
『どうして泣くの？』
と、見せた。
ソロ「…ファーランは、お前のこと心配してたんだ…お前が眠ってる一週間ずっと…」
え、一週間！！？
私、そんなに寝てたの…！？
ソロ「無事かどうか心配してた。でも、お前はもう声が出ないと知って、ああなったんだろ…」
ソロモンはファーランの方を見て言った。
そのとき、涙目のファーランが言った。
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陸奥 - 面白かったデス！ 私は絵が壊滅的だから描けないけどりぃりぃ♪さんの絵はものすごく上手いデスヨ！うらやましいデス！ (2016年2月28日 12時) (
レス) id: 0fa1f9a3de (このIDを非表示/違反報告)
色欲の罪ムギ(プロフ) - 面白かったです！良ければ特別編や番外編なども作って欲しいです！(≧∇≦) (2015年8月9日 20時) (レス) id: 767de012cb (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - 乙姫さん» おお！お願いします〜（≧∇≦） (2014年12月23日 20時) (レス) id: d0ff960d86 (このIDを非表示/違反報告)
乙姫(プロフ) - 夢主描いていいかな? (2014年12月23日 17時) (レス) id: 28e2e11b2e (このIDを非表示/違反報告)
りぃりぃ♪(プロフ) - ハンナさん» おけ！ありがとー！！ (2014年11月5日 16時) (レス) id: e7f9a645cd (このIDを非表示/違反報告)
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