「恋」って言うから「愛」に来た 2 【ソロモン】

恋愛£35 ページ14

ー翌日ー



私は昨日のアルバとの会話を考えていた。



昨日はあまり、寝れなかった。



「…はぁ」



考えてもあの言葉の意味はわからない。

そう思い、私は部屋を出た。









「…みんな、おはよう」



みんながいるとこについた。


ファ「おはよう！A！」


ファーランが走ってきて私に抱きついた。


「むがっ…！お、おはよう」


苦笑いをして、ファーランと離れ、みんなを見渡した。


みんなそれぞれ挨拶して私も挨拶をした。


…あれ？






「アルバは？」





しん…



私がそう言ったとき、沈黙が訪れた。


それを破ったのはソロモンだった。



ソロ「…いないんだ…朝から…」

読んでた本を閉じ、

少し、さみしそうに言った。



「え…昨日は私と喋って…部屋に戻ったと思ったけど…」


ソロ「…でも、ほんとにいないんだ…」







嘘…アルバ…どこにいったの…？






私が呆然としてると、ソロモンが私の肩に手を置いた。



ソロ「落ち込むなよ！多分どっか出掛けてると思う！」


ニカッと歯を見せて笑い、慰めてくれた。


ソロモンの方が辛いはず…


「…うん、そうだね！」


私も笑って安心させようとした。



それでもソロモンの笑顔は少し悲しそうで…









アルバはその後、全然帰ってこなかった。



みんな心配して探した。



でもどこにもいなくて、みんなでどこにいるか考えてた。




そして、1週間後…









アルバは突然私達の前に現れた。




たくさんの魔導師たちを連れて。



それを見たソロモンは驚いていた。




ソロ「あ…アルバ…？」






アル「ふふ…さぁ…決着をつけましょう！A！！」






ビィィィ…


アルバの周りで黒ルフが騒ぐ。


「！？」


アルバ…堕天してる！？



















＊

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